玉木雄一郎の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)

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○玉木雄一郎君 いや、結局、答えてもらっていないんですね。
 総理、これは甘く見ない方がいいと思うんですね。鉄鋼とアルミのときにも事前通告はなかったんですよね。私は、これは、アメリカが今やろうとしていることは、もちろんこれから始まる茂木大臣、FFR、新しいこの貿易の枠組みに対して、何らかのてこをとろうとしているということかもしれません。いずれにしても、これはよくよく気をつけないとだめだと思うんですね。
 今WTOと言いましたが、中国を見てください、対抗措置を打っていますよ。打つだけじゃなくて、WTOの紛争解決の手続に従って協議をしっかり申し入れて、第三国、第三者の加わってくることも要請して、インドなんか加わってきているわけですよ。
 何が起こっているかというと、総理はもちろん、トランプ大統領に言っているかもしれないし、今言ったことを説明したかもしれません、でも聞いてくれないじゃないですか。中国は、むしろそういう、WTOに基づいてしっかり措置をすることによって、むしろ今、WTO体制の盟主のようになりつつあるんですよ。本来、これは日本がやるべき。それをやらずに、トランプ大統領と仲がいいとか、ゴルフを一緒にしたではなくて、言うべきことは言う、やるべきことはやらないと、我が国の利益と、そして、世界がこの戦後七十年つくってきた、それこそ、アメリカの歴代大統領、日本もそうです、この自由で開かれた貿易体制が壊れてしまう、そういうことに立って私は判断しなければならないと思っているんです。
 総理、鉄鋼とアルミについては、既にこれは実施をされています。ですから、対抗措置を、WTOのセーフガード協定上の措置を日本は講じるべきだと思います。
 これは、アメリカに遠慮するんじゃなくて、世界の貿易体制、自由貿易体制を守るんだ、そういう意識でしっかりと行動すべきじゃないですか。対話だけではなくて行動を示していくべきだと思いますが、いかがですか。

発言情報

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発言者: 玉木雄一郎

speaker_id: 29596

日付: 2018-05-30

院: 両院

会議名: 国家基本政策委員会合同審査会