志位和夫の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○志位和夫君 森友、加計問題について質問します。
二つの疑惑が国会で問題になってから一年以上がたちます。しかし、一年以上たっても、国民の疑念は解消されるどころか、ますます深まる一方であります。なぜそんな事態になっているのか。私は、この一年余りの経過で明らかになった、あなた方政府も認めた五つの重大な事実を指摘したいと思います。
第一に、森友疑惑では、昨年二月下旬以降、決裁文書の改ざんという前代未聞の違法行為が行われていたことを政府は認めました。
第二に、国と森友学園との交渉記録を廃棄し残っていないとした昨年二月下旬以降の国会答弁が虚偽であったことを政府は認めました。虚偽答弁によって交渉記録を隠蔽しようとしたのであります。
第三に、交渉記録を破棄したという答弁に合わせて、昨年二月下旬以降、当時保管されていた交渉記録を実際に廃棄してしまったことを政府は認めました。
第四に、加計疑惑では、総理の御意向などと書かれた文科省の内部文書が昨年五月に明らかになりましたが、政府は当初これを怪文書などと決めつけ、隠蔽を図りました。あったことをなかったことにできないという前川前文科次官の証言が行われるもとで、六月、通常国会の閉会間際になって政府は文書の存在を認めるに至りました。
第五に、柳瀬元首相秘書官は、昨年七月の国会答弁では、二〇一五年四月二日に愛媛県今治市の担当者と会ったことについて記憶にないと否定しましたが、ことし五月の答弁では一転して、同時期に加計関係者と三回にわたって首相官邸で会っていたことを認めました。昨年七月の答弁は虚偽答弁だったことは明白です。
これらの五つの行為、そのどれもが国民と国会を欺く行為であり、それが真相究明の重大な障害となってきたことは明らかであります。
そこで総理に伺います。
改ざん、隠蔽、廃棄、虚偽答弁、このような悪質きわまる行為を引き起こした政権は安倍政権が歴史上初めてなんです。あなたの政権のもとで一体なぜこのような悪質な行為が引き起こされたのか、その理由を総理はどう考えておられるのか、端的にお答えください。