稲津久の発言 (農林水産委員会)

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○稲津委員 今大臣から力強い支援の話をいただきまして、大変うれしく思っております。ぜひ林業関係者の方々への支援をしっかりしていただきますことをまた重ねてお願い申し上げまして、この質問について終わらせていただきます。
 次に、何点かお話ししますけれども、今、西田委員が能登の御当地の御質問をされました。私、聞いていて、本当に大事なことなんだなと思っております。地域を大事にして、その地域のことをしっかりこの農林水産委員会の皆さんにもお示しをしていくという、私も大変共感を覚えました。なぜならば、これから私がする質問はまさに御当地物をさせていただきますので、御理解いただきたいと思います。
 まず一つ目、国産ワインです。国産ワインというよりは国内ワイン。
 これは新しい表示ルールの適用が始まったわけでございますけれども、日本ワインの人気が本当に高まってきているということ。これは、各地の中小ワイナリーが産地と連携をして、原料、醸造方法、とてもこだわって、質の高いワインが市場に出てきているということが大きい。
 私の地元の空知管内地域というのも、実はワインの、醸造用の加工ブドウの産地になってまいりまして、北海道は今この栽培面積が全国一と言われていますが、そのうちの三分の一近く、空知管内では大体百ヘクタールぐらい占めておりまして、天候にもよりますけれども年間の収穫量も二百五十トン前後ということで、そういう意味では大変成長してきている。北海道は寒冷地に適したドイツ系の品種が多く栽培されているんですけれども、最近はフランス系品種、ピノノワールとかシャルドネとかこうしたものもふえてきているという状況であります。
 こうしたことを背景にして、私の選挙区の空知管内では今、調べてみますと、全部で七つのワイナリーそれから三つのビンヤードができておりまして、いわゆる醸造ワインの産地形成ができているということです。
 特にうれしいのは、そうしたワインの生産者が若手の方もふえてきているのもうれしいんですけれども、同時に観光資源としての光が当たってきているということ。これは実は、観光協会と地元のタクシー会社と連携して、例えば一日六時間とか四時間タクシーを借り上げてワイナリーを回る、ワインをいただく、お土産も買う、そういうことによって観光産業につなげていこうということで、そらちワイン&フードツーリズム推進事業というのが今三年目を迎えてまいりました。
 それで、このことについてはいろいろな後押しがありました。例えば、二〇一四年に「ぶどうのなみだ」という映画が上映されたんです。これは主演は大泉洋さん。このロケ地もここでございます。
 こうしたことで大変人気も高まってきておりまして、地元の観光協会によると、経済効果は、お土産の購入価格、これは食事代は別ですけれども、大体年額六百三十万、それから、先ほど申し上げましたタクシーが年間で大体二百台、六百人近くが利用されております。それから、いろいろなテレビ等で紹介されまして、大体、広告の宣伝費も換算すると三千万円相当の広告もできているということでございます。
 こうしたことを考えていくときにやはり大事になってくるのは、一軒のワイナリーや農家の方だとこうならないんですけれども、やはり産地形成ができたということが非常に大きい。
 そこで、この生産者はもとより、多くの関係者が協力、支援によって産地形成ができてきている。こうしたことに至るまでには二十年ぐらいかかっているんですけれども、こういった産地形成、特にワインについての国としての支援、どのようにお考えか、お示しいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 稲津久

speaker_id: 11884

日付: 2018-11-21

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会