白眞勲の発言 (議院運営委員会)
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○白眞勲君 立憲民主党・民友会の白眞勲でございます。
ただいま出されました動議に対して、会派を代表して反対の意見表明を行います。
あわせて、私は本委員会の理事の役職を務めさせていただいておりますが、その立場からも意見を申し述べさせていただきます。
委員長は、就任の御挨拶で、「誠心誠意務めさせていただく所存」との言葉を述べられました。さらに、「皆様方の御指導と御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。」とも述べられております。
私も、野党の立場でありますが、委員長のお考えに共感し、極力円満な運営ができるよう協力できることは協力させていただきたいと考えておりました。
しかしながら、ただいまの動議は、これまで十分な説明もなく、昨日、与党理事から電話一本で通達された、そして、その通達に従って委員会を職権で立てられた、私にとりまして唐突に提案されたと同然の動議であります。
委員長にお伺いしたい。
先ほど引用した委員長の御挨拶にあった誠心誠意とは、自分の良心の命じるままに動き、正直に真面目に事に当たることではありませんか。委員長にとって、自分の良心の命じるままに動き、正直に真面目にというのは、与党の言いなりにということなんでしょうか。本来、委員長の職務とは、公正中立な運営を旨とすべきものなのではないんでしょうか。
本動議を、少なくとも野党筆頭理事である私に事前に相談もなく、与党理事から電話一本で告げられ、委員会が開会された。この動議提出に係る一連の経緯だけでも、私は、委員長の解任決議を提出するに十分な事由に当たると考えております。
委員長は誠心誠意とおっしゃった、その意味についてお考えをお聞かせいただきたい。
さらに、本動議の防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案は、なぜ今日直ちに行わなければいけないのか。たった今、衆議院で採決が行われたばかりじゃありませんか。夕方五時過ぎでありますよ、今。各会派の賛否は別にして、与野党が激突する内容じゃありませんよ。なぜ今なんでしょうか。
日程に余裕がないからでしょうか。日程に余裕がないことが分かっているならば、なぜもっと早く国会を開かなかったんでしょうか。なぜこの会期だったんでしょうか。なぜもっと早く事前に御提案いただけなかったんでしょうか。私には全く理解ができません。
言うまでもなく、本来、民主主義とは、少数の意見を尊重しつつ、協議が調わなければ最後は多数決で意見をまとめる、そういう側面があるのではないかと思いますが、国会はそうした手法にのっとって運営されてきているはずです。いつから、初めから多数決で決めることになったんでしょうか。何の話合いもなく、いきなりこれは通達ですからみたいなことを言われ、電話一本で、職権で委員会で議題にするという手法になったんでしょうか。
そもそも今回の議院運営委員会で初めて付託がなされるような法律からスタートしてこの調子ですよ。こんなので本当にいいんですか。今後、全て職権で決める手法にするような感じになるのでしょうか。もう非常に私は懸念しております、議会制民主主義に対しても。
こういう手法は、これまでの参議院の良き伝統を壊すものとして断固反対し、本動議を撤回することを要請し、私の反対の意見表明といたします。