田村智子の発言 (議院運営委員会)

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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、本日十五時四十三分に参議院に送付をされた給与関係五法案を内閣、外務、法務各委員会に付託する動議に反対の意見表明を行います。
 一体、自民党の皆さんは何を焦っているんでしょうか。給与関係法案について、先ほどもあったとおり、議運委員会の採決によって委員会に付託するなど、およそ聞いたことがありません。しかも、昨日までの間に議運理事会で給与関係法案の委員会付託について自民党から一言も言及はありませんでした。理事会で一切協議のないままにいきなり委員長職権で議運委員会を立ててしまう、これもまた前代未聞ではないでしょうか。
 本日の議運委員会は開くべきではなかった。まず、委員会の開会そのものに厳重に抗議するものです。
 なぜこのような強引な議会運営をするのか、本日の議運理事会で野党各理事は繰り返し自民党そして委員長に説明を求めましたが、日程感という理由しか示されませんでした。
 給与関係法案は、この臨時国会で最初に委員会付託される法案です。会期末でもありません。野党は、給与関係法案を審議し、採決することに反対もしていません。十二月の期末手当への反映に間に合う日程感を野党も共有しております。
 このような状態で、日程感という曖昧な理由で、なぜ与党の側から参議院全体に波風を起こすようなことをするのか、全く理解ができません。
 私は、内閣委員会の理事会オブザーバーとして給与関連法案の日程協議も行ってまいりました。先週十五日、委員会後の理事懇談会で自民党から、衆議院からの送付、委員会付託を前提に二十日の趣旨説明という提案はありましたが、衆議院内閣委員会は翌十六日が給与関連法案の質疑、採決であり、衆議院本会議も未定、当然、参議院議運理事会でも全く言及がないことなどが議論となり、自民党も提案にとどまりました。
 昨日、十九日午後二時からの理事懇談会では、再度同様の提案がありましたが、国民民主、立憲民主、共産、希望の会の野党四会派は、参議院送付の時間も分からない状態で委員会を立てて付託を待つのもいかがなものか、今後の日程を見てもそこまで急ぐ必要もない、普通に対応すればよいとの意見が相次いで出されました。
 結論的に、内閣委員長の判断で、本日、二十日の委員会立てが行われましたが、決して激高した議論ではなく、念のためというニュアンスも含み、野党が本会議趣旨説明要求、いわゆるつるしを下ろさなかったら委員会は開かれないことになる、その際には理事懇は再度お願いしたいという前提での委員会立てとなったのです。よもや議運委員会まで委員長職権で行い、議決によって給与法案を委員会付託するなどおよそ想定しておらず、内閣委員会の現場はまさに寝耳に水とも言える状態です。
 議院運営委員会は、参議院全体の民主的議会運営に最も努力するべき委員会ではないのでしょうか。その議運委員会がこのような強引な法案の委員会付託を行い、他の委員会に混乱、波風、これを広げるようなことはあってはなりません。
 与党に猛省を促し、このことを厳しく指摘をし、反対の意見表明を終わります。

発言情報

speech_id: 119714024X00620181120_008

発言者: 田村智子

speaker_id: 6902

日付: 2018-11-20

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会