世耕弘成の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(世耕弘成君) 十月二十三日に世界で初めてとなる水素閣僚会議を日本が呼びかけ、日本が議長国を務める形で開催をさせていただきました。
 狙いとしては、やはり日本は水素に関してはいろんな面で技術が進展しておりますし、もう実際に走る水素自動車も日本は世界で唯一造っているわけでありますから、やはりその日本が先導する形で水素の利活用をグローバルな規模で推進していくべく、各国の革新的な取組や最新の知見を共有して国際連携の重要性を確認するとともに、水素に関するグローバルなビジョンを共有することを目的としているわけであります。
 最初、これ実は私のアイデアでやってみようよというのを始めたんです。去年までは、世界的に何か水素の話をしていると何かばかじゃないのという反応だったんですね。水素自動車だって全然、日本だってそんな普及していないじゃないかということを言われたんですが、今年の一月のダボス辺りから急に風向きが変わって、やはりゼロエミッション、完全に達成するためには水素を使っていくしかないと。特に水素、蓄電機能としての水素が重要だというのがわあっと世界の流れができてきた中で、こういうのは閣僚会議でやってみようよというのを提唱しました。最初は事務方も、えっという感じだったんですが、やっぱりやってみたら良かったです。いろんな論点が出てまいりました。
 例えば、水素といっても、これ見方が全然違うんですね。石炭とか先ほどのメタンハイドレートから水素を取り出そうというグループと、いやいや、水素というのはもう完全にグリーンじゃないといけないから、再生可能エネルギー、太陽光、風力からのみ作るやつこそが真の水素なのだというような思惑の違いとか、こういうのが見えてきて非常に面白い会議でした。
 東京ステートメントというのを結果としてはまとめさせていただいて、やっぱり各国で早い段階から規制とか基準のハーモナイゼーションをしっかり取っていこうということ、あるいは国際的な共同調査ですとか研究開発をやっていこうということ、あるいは水素に関する経済効果とか、あと、この水素がCO2をどれだけ削減する効果を生み出すのかというようなことも共同で調査をしていこうということとか、やはり水素がこの社会に受容されるための教育ですとか啓発ですとか広報活動、こういうことも連携をやっていこうという、この四項目に合意をして、国際的に連携をして水素社会を実現していくことに合意をしたということであります。
 やってみると、やっぱり論点を日本がある程度主導できるというようなことも実感をいたしましたので、これは是非来年も第二回やって、もう水素といえば日本だということをしっかり世界に定着をさせていきたいというふうに思っています。

発言情報

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発言者: 世耕弘成

speaker_id: 15381

日付: 2018-12-04

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会