世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○世耕国務大臣 スリーEプラスSが破綻しているというふうにおっしゃいますけれども、例えば、環境に関しては、やはりCO2を出さずに大きな発電ができるというのは原子力発電だけなんですよ。世界的にも、IAEAに対してしっかり態度を表明している国の大半は、原発は使い続ける、あるいは新たに使いたいと言っているんです。ですから、我々の申し上げているスリーE、スリーSプラスEというのは全く破綻はしていないというふうに思っています。
政府としては、安全最優先で再稼働を進めていくことにしているわけですけれども、安全確保、最終処分など、さまざまな課題に直面をしていることは事実であります。こうした課題から目を背けずに克服していくことこそが責任ある取組だというふうに思っています。
一方で、再生可能エネルギーについては、コスト面、安定供給面の課題があるわけであります。コスト低減や系統制約の克服、調整力の確保、これにはもちろん取り組んでいく必要があるわけでありますが、一方で、このためにはバックアップに化石燃料を使わなければいけないという面があります。化石燃料については、自給率ですとか環境の観点から課題があって、高効率化などの取組を進めることが必要であります。
このエネルギーというのは、何かこう、一本足打法のような、これ一個でいけるというのはないわけであります。それぞれのエネルギー源の強みと弱みをそれぞれ補完をしながら、バランスのとれたエネルギーの供給構造を実現をしていかなければいけないということであります。
資源の乏しい日本にとって、安定的で、かつ安価な電気の供給、そして気候変動問題への対応、エネルギーの海外依存度を低減させるということを考えた場合、再生可能エネルギーと化石燃料のみでは、バランスのとれたエネルギー需給構造を実現することは私は困難だというふうに思っています。ですので、安全確保を大前提とした上で、原子力は欠かすことができないものだと考えておりまして、原発ゼロというのは責任あるエネルギー政策とは言えないと考えております。