中山展宏の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中山(展)委員 中国は監視社会と言われておりますが、今、監視カメラというか防犯カメラが約二億台と言われております。あと数年で四億台になるということであります。その監視カメラには、AIによって顔認証や歩行認証、歩く姿の認証もされて、人物情報と照らし合わせ、照会をされた上で、特定の人物を追跡もできるというふうにも伺っています。中国の都市部を今一〇〇%カバーをしているこのAI監視システム、天網のシステムは、ターゲットとする人物を七分間で特定ができるということでもございます。
また、市民一人当たりの防犯・監視カメラの数が先進国で最も多いと言われるイギリスでは、市民四人にカメラ一台という状況であります。
翻って、日本は、民間が設置される防犯カメラ、これは非常に多くあると思います。ドライブレコーダーも含めて普及が進んでいると思いますが、未然防止の観点からして、未然防止のための一元的に情報収集が可能なビデオカメラの設置はまだまだ進捗していないと推察をいたします。
警察機関は、警察法第一条及び第五条の一項で、個人の権利と自由を保護し、公共の安全と秩序を維持することを目的とされていますが、個人のプライバシーと公共の安全とのバランスの中で、プライバシーの保護の比重が、我が国においてはその比重が非常に大きいと思います。警察機関が設置する防犯カメラへの国民の理解、社会的受容性を深めなければいけないと私は考えております。
前述の監視カメラ、天網は、今、国際社会で情報漏えいが問題視をされております中国の通信機器最大手のファーウェイの技術が基幹技術となっています。ファーウェイは、御案内のとおり、この監視管理社会システムを既に世界約八十の国、これはイギリスも含めて、スペイン、イタリア、それからアジアの国々、アフリカ、そして南米でも採用されて、約二百の都市で、公共安全のためのプロジェクトということで、他国においても公共の安全を制御する、そういったシステムを中国は展開をしています。
他方、我が国には、世界ナンバーワンの技術、顔認証の技術であります、NECさん、一秒当たり約三千万件の顔認証ができる。しかも、その認証の精度は九九・二%。これは米国の国際標準の中でも非常に高い、世界ナンバーワンの技術だと言われています。一秒間に三千万件の顔認証ができますから、日本人は大体、総人口の、四秒から五秒で全ての皆さんが把握ができる、これぐらい高い技術がありますし、同様に、パナソニックさんも世界最高水準の技術を持っています。
私たちも未然防止のための防犯カメラに対して社会受容が深まるよう努めますが、これは政府においてもなお一層の普及に向けてお願いをしたいと思います。これは答弁は結構ですが、ぜひお願いをいたします。
それでは、サイバーテロについてお伺いをいたします。
サイバー攻撃の影響は、サイバー空間にとどまらず、重要インフラなどのフィジカルな空間にも影響をもちろん及ぼします。世界が注目をするオリパラは、ハッカーにとってもショーケースであります、サイバー攻撃の標的になりやすいと思いますが、二〇一六年のリオデジャネイロ大会、二〇一八年の平昌オリンピック冬季大会でのサイバー攻撃、それからセキュリティーの対策についてどのように分析をしておられるか、お聞かせをいただきたいと思います。