柴山昌彦の発言 (文部科学委員会)
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○柴山国務大臣 ここはしっかりと整理をすることが私は必要だと考えております。
学力や意欲、家庭環境などが多様な児童生徒が在籍する義務教育段階においては、教師が一人一人の特性や状況等をきめ細かに理解して指導を行うことが極めて重要だと考えております。また、AI技術が高度に発達するソサエティー五・〇時代に向けて教師が先端技術を活用しつつも、対話的、協働的な学びを実現することも私は極めて重要だと考えております。したがって、教師による対面指導や子供同士による学び合いの重要性が私はより一層高まっていくと考えております。
こうしたことも踏まえますと、先ほど問題にされた通信制高校のように、義務教育段階にも同様に通学を前提としない通信制を導入することは、教師と子供、また子供同士が向き合う機会が限定され、義務教育の質の低下を招くものであることから、義務教育段階に通信制を導入することは適切ではないと考えます。ましてや、仮に今御指摘のような事態が生じるとすれば、むしろ極めて不適切だと考えております。
文部科学省としては、昨年十一月に「新時代の学びを支える先端技術のフル活用に向けて 柴山・学びの革新プラン」を打ち出したところであり、病気療養や不登校など特別な配慮が必要な児童生徒への支援も含めた遠隔教育の推進や、これからの学びを支える学校ICT環境の整備など、先端技術を活用した質の高い教育の実現に向けた取組は強力に進めてまいりますけれども、今申し上げたように、ぜひしっかりと議論を整理をしていただきたいというように考えております。