浦野靖人の発言 (本会議)
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○浦野靖人君 日本維新の会の浦野靖人です。
私は、我が党を代表して、平成三十年度一般会計補正予算並びに平成三十年度特別会計補正予算案に対し、賛成の立場から討論いたします。(拍手)
三点、指摘させていただきます。
一点目は、本来は本予算に入れるべき内容が入っていることです。
本予算後に生じた自然災害に対する復旧復興支援に対して補正予算がつくのであればわかります。しかし、防災・減災、そして国土強靱化の予算は、国民の生命と財産にかかわることであり、本予算としてしっかり議論をすべき内容です。防災・減災そのものに反対をするわけではありませんが、本予算に入れるべきです。中小企業に対する支援も恒常的に補正予算に計上されています。であるならば、本予算に入れるべき内容です。
長い間、来年度本予算を先行させた補正予算が続いてきましたが、常態化すべきではありません。是正すべきであることを指摘しておきます。
二点目は、予算の遡及適用に関するルールが明確化されていないことです。
我が党が平成三十年度第一次補正予算に賛成するに当たり、予算が遡及適用されたことを評価するとともに、予算の遡及適用に関するルールを明確にすべきであることを提起しました。しかし、本補正予算に当たっては、遡及適用のルールが全く検討されていませんでした。
補正予算は緊急かつ柔軟性の高い運用が求められるものであり、遡及適用に関する一定のルールが定められなければ、地方自治体におけるモラルハザードを起こします。提案から三カ月もたちながら全く検討されていないということは、国会軽視であり、指摘しておきます。
三点目は、財政健全化に逆行していることです。
新たな建設国債の発行は、第一次補正予算と合算すると二兆円になります。赤字国債の発行は三千億円減るというものの、建設国債を追加的に発行した上で、結局は国債発行額がふえるようでは、財政規律は緩んでいるとしか言いようがありません。第一次補正予算以降、大規模自然災害は起きておりません。にもかかわらず、防災・減災のためという反対しにくい予算をまぜ込んで、しかし、実際には、本予算に入れ込むべき予算を入れて、建設国債を積み上げているわけです。
我が党は、建設国債発行額の増加についても厳しく追及するとともに、プライマリーバランスの黒字化時期を下げることに異議を唱えます。
以上、指摘した問題点について、今後、迅速かつ誠実な対応をとることを政府・与党に対して強く要望いたします。
しかし、第一次補正予算案では地震の対策、関西国際空港の復興対策、今回の二次補正予算では農家のビニールハウス対策など、我が党の申入れに対しても政府は真摯に受け取っていただき、迅速な対応をしていただきましたことに感謝申し上げます。
以上を踏まえて、我が党は、平成三十年度第二次補正予算案二案に賛成をいたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)