丹羽秀樹の発言 (本会議)

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○丹羽秀樹君 自由民主党の丹羽秀樹です。
 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました根本厚生労働大臣に対する不信任決議案に対し、断固絶対反対の立場から討論を行います。(拍手)
 このたび野党諸君が提出した決議案は、全くもって理不尽な、反対のための反対、ただの審議引き延ばしのパフォーマンスであります。野党諸君は、旧態依然とした日程闘争のみに躍起となっておりますが、国民の誰一人としてこのような無駄な時間の浪費を望んでいないことに、どうして気がつかないのでしょうか。
 今般、毎月勤労統計調査等について、長年にわたり不適切な取扱いが続いてきた事案が明らかとなりました。政策立案や学術研究、経営判断の礎として、常に正確性が求められる政府統計について、今般のような事態が生じたことは極めて遺憾です。与野党の枠を超えて、その対応に真摯に取り組んでいかなければなりません。
 にもかかわらず、いたずらに政争の具にしようとする野党諸君の態度こそ、厳しく批判されるべきではないでしょうか。
 この問題について、根本大臣は、昨年十二月二十日に厚生労働省の事務方から一報を受け、経緯、原因等について速やかに徹底的な調査を行うよう指示するとともに、その後、事案の概要等の公表、平成三十一年度予算概算の変更、追加給付の支給の検討など、次々と矢継ぎ早に的確な対応をなされてまいりました。これだけ大きな、そして前代未聞の事案に対してもなお冷静さを失うことなく、厚生労働省のトップとして、事務方に適時適切に指示を出し、その報告を受けながら、こうした必要な対応や重たい判断、決断を、一つ一つ確実に、それも極めて短時間に行うなど、強力なリーダーシップを発揮されてまいりました。
 こうした根本厚生労働大臣に対して、野党からは、なぜすぐに公表しなかったのか、組織的に隠蔽しようとしたのではないかとの批判の声が上がっています。
 しかし、本当に責任のある対応とは、事態をしっかりと把握すること、その上で対応を打ち出すことであります。
 この点、根本大臣は、徹底的な調査を行うよう指示した上で、年明け初めの会見で調査中の旨説明し、その三日後には事案の概要等を公表いたしました。
 公表できる段階に至ったら速やかに公表する、その責任のある姿勢が、なぜ組織的隠蔽を図ろうとしたことになるのか。ただ単に隠蔽というレッテルを張った印象操作にほかなりません。
 共通事業所の賃金の実質化についてもそうです。野党は、検討会を設置して議論することとした点を捉えて、政府が結論を引き延ばしを図っているかのごとく批判を繰り返していますが、統計学的な観点から専門家によって課題を整理するため設置したものであります。この責任ある対応がなぜ批判されるのか、全くもって理解できません。
 そもそも、野党は、事案について早く公表しろと言いながら、一方で、政府が精力的に取り組んで速やかに公表した特別監察委員会の報告について、拙速だと言い、中身より形式論の批判を繰り返しています。まことに無責任であると言わざるを得ません。
 一昨日、特別監察委員会は、この事案について追加の報告書を公表しました。根本大臣の指示で、事務局体制を外部の弁護士に委ね、中立性、客観性を一層高めた上で追加調査を行ったものであり、その結果、事実関係と、関係職員の動機、目的、認識などが更に明らかになりました。
 一部の世論調査によれば、この問題について、役所の責任を指摘する声が多く、根本大臣の責任とする声はわずかです。
 根本大臣にやっていただくべきことは、みずからもおっしゃっているように、統計に対する姿勢を根本から正し、再発防止を徹底するとともに、雇用保険等の追加給付について、できる限り速やかに、簡便な手続で支払いすることであります。与党としても、これをしっかりとサポートしていきたいと考えます。
 また、根本大臣の国会対応について、答弁が長い、質問に対して答えていないなどと批判されていますが、しかしながら、根本大臣は、本質的な答弁を、聞いている方々を意識しながら、一言一言丁寧に、かつ、しっかりと答弁されており、批判は全く当たりません。
 むしろ、真相究明、通告したという言葉を盾に……(発言する者あり)

発言情報

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発言者: 丹羽秀樹

speaker_id: 3598

日付: 2019-03-01

院: 衆議院

会議名: 本会議