杉本和巳の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○杉本和巳君 維新の杉本和巳です。
私は、我が党を代表して、反対の討論をいたします。(拍手)
ここに在席する衆議院議員お一人お一人の心の底は、おかしいと思っているのではないかと拝察させていただきます。
参議院は良識の府ではなかったのでしょうか。
まず、昨年決まった参議院議員定数六増について。
我が国は、少子高齢化が進み、本格的な人口減少社会を迎え、財政も極めて厳しい状況です。一方、政府・与党は、徹底的な行革をすることもなく、十月に消費税を増税し、国民の皆さんの負担をふやそうとしています。
地方議会では、大幅議員定数削減が行われているところがあります。例えば、大阪府では、定数百九から八十八名に大幅削減が行われています。
ところが、昨年、自公の与党は、参議院議員定数六増法案を採決し、成立させました。維新は徹底して反対いたしました。
次に、自公案についてです。
今次法案は、表面的取り繕いではありませんか。この案は、参議院議員だけで月七万七千円を目安に自主返納し、定数増によってふえる経費をその分で削減しようということで、参議院選挙対策としか解せません。また、返納総額のみ公表。誰が返したか、返していないかもわかりません。かつ、返納期間は三年間限定です。三年以内に定数削減をするという確約でもしているのですか。逆に、三年後には非改選分の定数増ではありませんか。
東日本大震災を受け、一旦は国会議員全員一致で歳費を二割削減したものの、与野党の第一党同士が合意して、三年間で国会議員の歳費削減をやめてしまいました。国民の皆さんには、総額七・五兆円もの復興特別所得税を、この令和の時代、十九年までかけ続けています。その上、徹底行革なく消費税引上げです。国民の皆さんは納得しているのでしょうか。
維新は、有言実行です。言葉だけでの反対討論ではありません。平成二十六年四月に歳費削減をやめてからも、独自に、身を切る改革の一環として歳費の二割削減を現在も継続中。衆参国会議員の歳費から毎月十八万を党費として納め、党から東日本震災ほか各被災地へ寄附を続けており、既に総額一億円を超えています。
まあ、いずれにしましても、ひっきょう、国民の皆様に税金による負担だけを押しつけ、自分たちは自主返納という甘いやり方で糊塗する今次法案には強く反対であることを重ねて申し上げ、反対討論といたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)