岡本三成の発言 (予算委員会)
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○岡本(三)委員 公明党の岡本三成です。
質問の機会をいただきました。委員長始め理事の皆様、本当にありがとうございます。
この予算委員会でも何回か議題となりましたけれども、政府の景気判断が過去二番目の長さであるにもかかわらず、国民の皆さんの好景気の実感はほとんどないという状況であります。その原因は所得が拡大していないからということに関しては、ほぼ意見が共有されているというふうに思います。ただ、中身を細かく見ていきますと、実は、大企業は総体的に給料は上がっているけれども、中小・小規模企業はそれほど上がっていないという現実があります。
そこで、世耕経産大臣にお伺いしたいんですけれども、これまでも経産省として中小・小規模支援に全力を挙げていらっしゃいまして、実績も多く上がっています。更に今後これを拡大するために、先日、中小企業強靱化法案も閣議決定をされています。
ただ、私は、これまでの中小・小規模支援策の目線を若干集約していった方がいいんじゃないかなというふうに思っているんですね。どういうことかというと、これまでの中小企業政策というのは、会社を守ることに主眼があったと思うんです。なぜならば、会社が倒産してしまうと、そこで失業者が生まれてしまって、再雇用が難しかったからだと思うんですね。
ただ、世の中は大変な人手不足です。この予算委員会の地方公聴会で函館に参りました。函館で、原材料が高騰して、昨年一年間でスルメイカの業者さんが四社、残念ながら廃業されたと伺いました。ただ、会社はなくなりましたが、ここで働いていた方々はすぐ再雇用されて、多くの方は給料まで上がっているということを伺って、それぐらい現場では雇用状況が逼迫していることを実感したんですね。
であれば、会社を守るという視点から、その会社で働いている従業員の方々を守る、社員の方々の給料を上げるということにピンポイントできくような中小企業政策が何よりも重要だというふうに思います。
中小企業、小規模企業という企業のためではなくて、社長のためでもなくて、社員の方のための政策を、今後経産省でピンポイントに打っていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。