本多平直の発言 (予算委員会)

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○本多委員 私は、ただいま議題となりました平成三十一年度予算案等について、立憲民主党・無所属フォーラムを代表し、断固反対の立場から討論を行います。
 予算審議に重要であると閣僚さえ認めた昨年の実質賃金伸び率さえいまだ明らかにしないまま、また、統計偽装の解明に注力してきたため、予算の中身の議論がまだまだ必要な中、委員長職権に基づく採決にも、当然、断固反対をいたします。
 改ざん、偽装、隠蔽。到底政権を表現するとは思えないこのような言葉が、安倍政権の枕言葉として用いられています。昨年の公文書に続き、統計不正が厚生労働省によって組織的に隠蔽され、関連して、総理秘書官の関与も強く疑われます。大切な場面の記憶に限り、関係者が記憶を失う。国家の基本が揺らぎ、予算議論の前提が崩れています。
 こうした状況を招いている最高責任者は、総理、あなたです。そのような自覚もなく、総理は、この予算委員会の現場でも、聞いてもいないのに、再三再四都合のいい数字のみを並べ、アベノミクスの成果を繰り返してきました。
 今回の統計不正の発覚により、私は、繰り返される自慢話と国民の実感の大きな乖離の原因がようやく理解できました。誰にでも誤りや失敗はありますが、安倍政権の最大の問題は、誤りや失敗、小さな言い間違いさえ頑として認めないことです。サンゴは移したと言い張り、隠蔽を隠蔽と認めず、空母を空母とさえ認めてくれません。真っ当な政策議論の前提が崩壊しています。こうした政権に百兆円を超える国民の生活を左右する予算を任せることなど、到底できません。来年度予算案は撤回すべきであり、撤回に応じない以上、断固反対です。
 予算の中身を見ても、昨年の実質賃金伸び率さえ示さないまま、国民の暮らしを全く無視して断行しようとする消費税率引上げ、ポイント還元を始め矛盾だらけの引上げ対策、国民に不便を強い、さらなる逆進性さえ生みかねず、新たな利権を生み出す天下の愚策軽減税率、総理が、マイナスではない、あった方がいいという驚く答弁をした二千四百億円を超えるイージス・アショアの導入、戦闘機の大量購入など防衛費の水膨れ、明確に反対の意思を示した沖縄県民の意思を無視し、軟弱地盤の存在により工費も工期も明らかにしない新基地建設など、とんでもない内容ばかりです。こうした予算の一部でも、実効性のある待機児童対策、児童虐待防止政策など、国民が真に望む予算に回すべきです。
 具体的な問題には事欠きませんが、政府への信頼が失われていることが最大の問題です。信頼を失った政権が提出する平成三十一年度予算案には断固反対であることを申し上げ、私の反対討論といたします。
 ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 本多平直

speaker_id: 6726

日付: 2019-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会