酒井庸行の発言 (国土交通委員会)

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○酒井庸行君 ありがとうございました。
 次の質問に移ります。
 次は、スーパーメガリージョン構想についてお伺いをしたいというふうに思います。
 昨日でございますけれども、五月の二十日、スーパー・メガリージョン構想検討会より、「人口減少にうちかつスーパー・メガリージョンの形成に向けて」という最終とりまとめ案が公表をされました。
 リニア中央新幹線の開業、東京から名古屋まで約四十分、大阪まで約一時間で結ばれるわけですけれども、四つの主要国際空港、二つの国際コンテナ戦略港湾があって、世界から人、物、金、情報が集まる巨大な経済圏が誕生いたします。当初、東京—名古屋は二〇二七年の開業、名古屋—大阪は二〇四五年でございましたけれども、名古屋—大阪間の開業は、二〇四五年からという、八年間前倒しで進むことになりました。
 こうしたことの中で、新幹線が開業したときもこうしたことがあったわけでございますけれども、そのときと違うのは、当時はいわゆる右肩上がりの高度経済成長の時期であったということであります。現在は、我が国の人口は二〇〇八年の一億二千八百万人を頂点として減少し始め、本格的な人口減少社会を迎えています。地方から都市へと、特に東京一極集中が依然として進んでおり、地方は急激な人口減少と高齢化によって地域のコミュニティーなどを維持していくことが困難な状況になりつつあります。人口減少の激しい地方、例えば秋田県の藤里町の人口は、二〇〇五年時点では約四千三百人でしたけれども、二〇一八年十一月時点で三千百人と、実に千人以上が減少をしております。
 人口減少、高齢化への対応は喫緊の課題でございますし、今回のスーパー・メガリージョン構想検討委員会が取りまとめた「人口減少にうちかつスーパー・メガリージョン」の名のとおり、三大都市圏はもちろんですけれども、人口減少の厳しいところ、激しいところにこそこの効果が届くようにしなければならないと思います。
 三枚目の資料を見ていただくと分かるのですけれども、この検討委員会の中で取りまとめで出てきたものにあります、スーパーメガリージョンの形成により実現が望まれる将来の姿。実現が望まれる将来の姿、グローバルなダイナミズムを取り込み、これまで培ってきた技術や文化を生かし経済成長を実現しながら、各地域に個性を生かして自立する持続可能な国、そして、都市においても地方においても、各個人が望むライフスタイルの実現に向け多様な選択肢を持つことのできる、多様な価値観を支える国、そして、右下に、全国各地の個性の対流により国土全体として成長していくというふうにあります。
 このことで、そうであるならば、とりわけ三大都市圏から離れた、リニア中央新幹線の沿線から離れた、東北、四国、九州、北海道もそうであります、こうした地域に広域的に拡大していくためには、より積極的な取組が必要というふうに考えますけれども、国交省の見解をお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 酒井庸行

speaker_id: 8328

日付: 2019-05-21

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会