雄谷良成の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(雄谷良成君) どうも御質問ありがとうございます。
 場づくりのところに関しては、やっぱり何か特別なものをつくりに行ったりとか、あるいはイベントみたいなもので引っ張っていこうとすると非常に無理があるということを感じます。人がふらっと寄れるというところですね。ですから、福祉のにおいがしたり医療のにおいがしたりすると人は集まれないというところがありますので、そういったところを気を付けて、本当にゆったりとする。その中には障害者とかあるいは認知症の人たちがいるということで場ができていくというのもあるんですね。誰か決まった人がそこにいるという安心感というものがすごい今大切なのかなというふうに思います。やっぱり二十歳代、三十代でがむしゃらに働くということだと、なかなか地域のどこかに一定時間いるということは非常に難しいわけで、そういった中で居どころづくりを探していく。
 創生交付金もそうなんですが、今、僕は、ちょっとシビアな言い方になるかもしれませんけど、創生交付金が下りるのは、計画は自治体が、地方自治体が作成すると、そして事業の実施は自治体はやってはいけないという、そこのところは僕は非常に面白いなと思っています。やはりKPI、しっかりとした目標を目指すというところがありますので、そういったところは。しかし、全国で聞くと、やはりその事業主がなかなか見付からないということも一つ問題としてあるのかなという気がしました。
 ですから、口は出す、口は出さない方がいいんですよね。そこは非常に思います。
 それは、今、二つ目の質問とつながっていくんですけど、私はやっぱり青年海外協力隊、経験として一番思ったのは、隊員がやっちゃ駄目なんです。二年間という期間の中で、私、四年いましたけど、二年間の中でやっちゃったら、若しくはうまくいっても帰ってくるとなくなるんですよ。失敗したら、やっぱり日本人が来て裸踊りして帰ったなみたいな話になるんですけど。ですから、必ず現地の人が主体になってやらなければいけないと。
 そこは、私たち、実を言うと、場づくりの中でPCM、プロジェクト・サイクル・マネジメントという、住民自治をつくっていく、住民自治を主体とした地域づくりの手法を、国際協力手法を使って今国内で活躍をしています。
 簡単に言うと、我々、佛子園でもある程度経験値を積んできたので、いろんなところから相談を受けると、特に若い職員は答えたがるんです、こういうことができるよって。それを言わないで、その地域にどんな問題があるのかとか、あるいはどういうふうにしたいのかということを、まずは自分たちが自らの力で発言をして、それを認識して、それをうまく形に変えていく。ですから、黒子という形ですかね、そこに徹するやっぱりアドバイザーというようなものが必要なのかなというふうに思います。
 ちょっと、海外に行く人を増やせという話はなかなか難しい話だなと。今、皆さん御存じですか、青年海外協力隊は、私たちの代、僕は昭和六十一年度二次隊の隊でしたけど、そのときは男性が七割から八割ぐらいありました。今、六、四から七、三で女性です。女性が圧倒的に強いんです。ここはどうしたものでしょうか。断られる理由があるんですね。合格しても断られる理由が、ママに反対されたという息子が断るという、そんな話があります。そこのところはどう解決したらいいのか、反対に皆さんに御指南いただければと思うんですが。

発言情報

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発言者: 雄谷良成

speaker_id: 5139

日付: 2019-02-27

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会