稲場雅紀の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(稲場雅紀君) あっ、ごめんなさい。もうすぐ終わりにします。
三つ目が、貧困をなくす、能力の高い政府機関を育てるODAということなんですが、これに関しましては先ほどの再分配の問題がございます。途上国では再分配の課題が非常に深刻でございます。これに関しまして、税と社会保障、財政政策に関してJICAの専門的能力を強化し、そして途上国のNGOに関しては政策提言をしっかりやらせるというようなところで、こういったところをやるのが大事かと思います。
四つ目ですが、持続可能な力強い経済をつくるODAということでございます。
この四つを軸にODAの改革をしていく必要があるというふうに思います。
最後に、短く三十秒ほどで、これからのODAに必要な三つの視点ということで、一つはグローバルな政策形成に積極的参加をと。現状では国際保健では日本は世界をリードしております。しかし、より多くの資金を出しているインフラ、水、農業分野では世界の援助政策をリードできていない現状がございます。そういった意味合いにおいて、グローバルな政策形成への積極的な参加が必要。二つ目が普遍的、公益的視点を重視するということでございます。三つ目がビジネスと人権の視点を大きく取り込むということでございます。この三つをG20やTICADに向けてしっかり打ち出していくことが大事かなというふうに思っているところでございます。
時間の超過、大変申し訳ございませんでした。
こういった形でODAの改革というものをしっかり進めていくことで、我が国が人間の安全保障という精神をしっかり実現していくことでSDGsが達成できるものというふうに信じているところでございます。
どうもありがとうございました。