稲場雅紀の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(稲場雅紀君) 簡潔に進めさせていただきます。
一つは、先ほどおっしゃったBEPSですね、やはりこれはG20、そしてOECDで検討されている。いわゆるグローバルに収益を上げて、それをもうかった国に還元しないというこの在り方をどのように規制するのかということに関しましては、これは実際OECDでしっかり議論がだんだんされてはいるんですね。これを具体的にどういうふうにやっていくのかということが非常に大事だというふうに思います。そういう形でいわゆる国内の公的資金を充実させていくという方向性が一つ。
あともう一つは、グローバル化に対応してグローバルに公的資金をどうつくっていくのかというのが国際連帯税の発想であります。例えば、現状では、逆に言うと、フィンテックというような形でいわゆるお金の移動をトレースする技術というのはどんどん発達しているわけですね。それを考えますと、実は国際連帯税というのはより実現可能になってきているというふうに言えると思います。
ですから、そういった意味において、このグローバル化の文脈、デジタル経済の文脈の中で、どのように新しい技術を用いて国際的に公的資金をつくり出していくのかということが国際連帯税の非常に大きな課題だと思うんですね。
そういった意味合いに関しましては、現状、実際、今の外務大臣、河野外務大臣も国際連帯税推進すべきということをおっしゃっておりますが、これを更に進めて、どのような形で、航空券連帯税にとどまらず、どういう形で国際連帯税をより大きな形で国際的に公的資金をつくっていく、システムとしてつくっていくのかということに関しては、実は新しい技術というものをどんどん使うべきだなというふうに私自身は思っているところでございます。