稲場雅紀の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(稲場雅紀君) ありがとうございます。
 諸外国といいましても、例えばアメリカ、イギリス、フランスなどに比較して、日本のNGOセクターは小さいということが言えるかと思います。ただ、例えば、じゃ、ドイツとかイタリアというようなところと比較したときにどうなのかというと、必ずしもそういう意味合いでは、日本のNGO、引けを取らない部分もあるのかなというふうに思っておるところなんですね。
 ただ、やはりイギリス、特にイギリスのNGOの大きさと、例えばセーブ・ザ・チルドレンあるいはプラン、こういったところと比較しまして、日本のNGOの規模というのは必ずしも大きくはないのかなというふうに思っておるところですね。
 この辺りに関しまして言いますと、一つはやはり、非常に大きな政府資金がこういったイギリスのNGOに入っているということが、実は幾つかのスキャンダルがあって明らかになったんですね。例えば、オックスファムにはイギリスの政府資金が四十八億円もコア資金として投入されているということが、実はオックスファムのスキャンダルの中で分かったわけでございます。
 そういう意味合いに関して言いますと、実は、イギリスはある種国策として大きなNGOをしっかり育てていて、今の政府に賛成する、反対するを問わずにいわゆるそういった形でお金を入れて、まさにイギリスの外交、援助政策の柱を担う存在としての大きなNGOということを展開をしているわけですね。そういった意味合いで考えたときに、やはり政府とNGOの様々な連携ということは非常に大事かなと逆説的に考えるところなんでありますね。
 そういったところで、もちろん、現状ではこちらの有識者会合では、実施の面に関してより多くの一般管理費を出すというようなところをかなりプッシュされておるわけなんですけれども、それ以外に、例えば国際会議への出席であるとか、あるいはNGOの中、いわゆるグローバルなNGOの中でのリーダーシップの確保であるとか、こういったところに関しましてもやはり政府との緊密な連携ということが大事なのかなというふうに思っているところです。
 どうもありがとうございます。

発言情報

speech_id: 119814580X00320190228_065

発言者: 稲場雅紀

speaker_id: 20659

日付: 2019-02-28

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会