平井卓也の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(平井卓也君) 情報通信技術(IT)政策担当大臣、また、クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
IT政策に関しては、社会全体のデジタル化の推進を通じた国民生活の質の向上を実現するため、デジタルガバメントの取組を進めます。特に、今国会においては、行政手続のオンライン化の徹底や電子申請における添付書類の撤廃を実現するデジタル手続法案を提出する予定です。
また、世界最高水準の自動運転の社会実装に向けて、制度整備などの取組を進めてまいります。
さらに、オープンデータやデータ流通の円滑化に向けた取組や、農業や港湾物流、健康・医療分野のデータプラットフォームの構築により、データ利活用を促進します。加えて、シェアリングエコノミーを活用した地域課題の解決にも取り組んでまいります。
クールジャパン戦略については、世界が良いと思う日本の魅力を悠久の歴史を踏まえて発信し、共感を得てファンを増やし、経済成長につなげていくため、近年のグローバル化やデジタル化の進行も踏まえつつ、強化をします。
知的財産戦略については、知的財産戦略ビジョンに掲げた価値デザイン社会の実現に向け、挑戦しやすくかつ失敗が適正に評価されることや、とがった才能が育ち、活躍するための環境整備などを進めます。
また、関係省庁とともに、総合的な海賊版対策を推進します。
科学技術イノベーション政策は、世界に先駆けた生産性革命や、これらを通じたGDP六百兆円経済を実現する重要な柱です。第五期科学技術基本計画や統合イノベーション戦略に基づき、ソサエティー五・〇の実現に向けて、誰もが人工知能(AI)を使いこなすための教育改革を始め、データトラスト、AI倫理を柱とするAI戦略の策定、世界に伍するスタートアップエコシステムの拠点形成、スマートシティーの推進、大学改革や若手研究者の活躍促進などに取り組みます。
また、政府研究開発投資の対GDP比一%の達成を目指し、政府全体の科学技術関係予算の拡充に取り組むとともに、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)及び官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)を強力に推進します。さらに、より野心的な構想を掲げた挑戦的な研究開発を後押しするムーンショット型研究開発制度の推進に取り組みます。
宇宙政策については、宇宙基本計画工程表に基づく取組を着実に推進します。特に、昨年から四機体制で運用を開始した準天頂衛星システム「みちびき」について、二〇二三年度を目途に七機体制の確立を図るとともに様々な分野への利用拡大や、その他の衛星データを活用した新事業や新サービスの創出に向けて一層の取組を進めます。
これらのほか、日本医療研究開発機構による研究支援を始めとする健康・医療戦略の推進、原子力利用に関する基本的考え方に基づく原子力政策、遺棄化学兵器処理などの政策を推進します。
石井委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。