玉木雄一郎の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○玉木雄一郎君 金融庁の本来の大臣は内閣総理大臣なんですね。ですから、総理、報告書があるので、これをお渡ししますから、読んでください。お忙しいと思うので全部附箋をつけてきましたから、これをぜひ読んでいただければと思います。真っ当なことが書かれてありますよ。
私は、今回、麻生さんが受け取らないと言ったのは、これはまずいです、我が国の行政のガバナンスとして。専門家の方も、そしてそれを事務局として取りまとめた金融庁の役人の方も、一生懸命まとめたと思いますよ。諮問したのは麻生大臣じゃないですか。頼んでおいて、出てきたら、受け取れないと。こんなことをやっていたら、やっていられないということになりますよ。ますます行政のガバナンスが衰えていくので、その意味でも、しっかり受け取ってください。
そして、まず総理に伺います。
百年安心、これはいろんな意味が込められて、与党、野党、政治家はこれを話しますけれども、基本的には、百年間制度が安定的に保たれるということです。積立金が百一年目に一年間の支払いが残っている、そのために少子高齢化に合わせて自動減額の仕組みを入れて、何とか百年間制度が維持されるよう、こういう仕組みであります。
総理は、年金制度の持続性は担保されていると国会でも何度も答弁をされましたが、その根拠がよくわかりません。総理、何をもってそれを言っているのか。五年前の財政検証がもしその理由であるとしたら、それは崩れていると思います。
総理、まず伺います。
新しい財政検証をなぜ速やかに出さないのか。これが出てこない限りは、今の最新の年金制度の安心が保たれているかどうかは判断できません。それとも、総理はこっそり、我々は見ていないんだけれども、それを見た上で、どうやら百年もちそうだということで答弁されているのか、総理自身もまだ見ていないのか、お答えください。