とかしきなおみの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○とかしき委員 衆議員のとかしきなおみでございます。きょうは質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
十月三十一日、首里城の火災は、私にとっても大変なショックな出来事でありました。琉球文化の歴史や、そして、琉球の今まで積み重ねてきた歴史を発信するその中心のところであった、琉球の歴史そのものの凝縮されたものが全く焦土と化してしまったというのは、大変ショックでありました。
十一月の六日の日に私も自民党の沖縄振興調査会で早速現地の方に赴きまして首里城の様子を拝見いたしましたけれども、跡形もなく焼け落ちていたその姿を見て、私も本当に涙がとまらなくなりました。
私の先祖は沖縄の琉球王朝の御典医でありましたので、私の先祖も多分間違いなく首里城で働いていたのではないかな、このように思います。私の先祖も含めて、首里城がこんな姿になってしまうとは、まさかこんな姿を私が生きている間に見るとは思わなかったんですけれども、何とか再建のために力を尽くしていきたいな、このように思いました。
衛藤大臣も所信で、首里城の惨状をこの目で見て、沖縄の方々が抱いた喪失感に改めて思いをいたしたと述べていただきましたこと、感謝を申し上げたいと思います。
そこで、大臣が所信で首里城の再建に向けて関係省庁と連携して全力で取り組むとおっしゃいましたけれども、具体的な内容はどういうふうにお取り組みになるのか、三点に絞ってちょっとお伺いしていきたいと思います。
火災の原因の究明と再発防止について伺いたいと思います。
実は、私の地元の吉志部神社というところは、これは桃山時代から四百年間ずっと続いてきたきれいな神社でありましたけれども、これも日本の重要文化財の一つでありましたが、実は、二〇〇八年、放火で全部焼失してしまいました。そのときに、八分間消防と言われているんですけれども、初期消防を実は失敗いたしまして、結局、消防が到着したときにはフラッシュオーバーにもなっていたという状況で、手がつけられなくなってしまいました。
その後の反省点として、やはり、文化財を守るための消火、これをきちっとするべきだったんじゃないかということが反省点として挙がっておりました。
今回の首里城も全く同じことで、初期消火に失敗してしまった場合、延焼をいかに抑えていくのか、文化財をいかに守っていくのか、ここにやはり重点を置くべきだったのではないかと思います。江戸時代の火消しも、消火活動よりもむしろ延焼の方を抑えていく、だから、とび職が火消しの役をやっていたんだと思います。
沖縄はコンクリートが中心の建物であります。ですから、多分、木造の建築の消火技術も比較的薄かったのではないか、経験も余りなかったのではないかと想像ができます。
木造の文化財を守るためには、もちろん、今回、スプリンクラーが設置されていなかったということが出てきておりますけれども、これは初期段階では大変有効だと思いますけれども、万が一初期消火がうまくいかなかった場合の、延焼の被害を最小限に抑えるためのやはり技術とか、そういったものを磨いていくことが大切なのではないかと思います。
例えば、建材として広葉樹を使えば非常に火が起こりにくいとか、木の使い方も、縦にしないで横に使うとか、いろいろな技術開発が今なされているそうであります。ぜひそういったことも研究をしていただけたらありがたいかなというふうに思います。
ということで、火災の原因究明と再発の防止、今後どのように首里城、対応しようと考えていらっしゃるのか、お聞かせいただけますでしょうか。