茂木敏充の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○茂木国務大臣 先週の金曜日、二十二日に名古屋でラブロフ外相と会談を行いましたが、首脳会談の合意、これを着実に実施し、引き続き日ロ関係を一層強化していくことを確認した上で、平和条約交渉を含みます今後の協議の進め方等について議論を深めたところであります。
 ラブロフ外相から早期の訪ロの招待を受けておりまして、諸般の情勢が許せば、十二月中旬にモスクワを訪れて、平和条約締結問題を中心とする二国間関係等について協議を行うことで一致を見たところであります。
 名古屋のG20外相会談、一連のG20議長国としての締めくくりの会談でありまして、多くの外相がお越しになりまして、私も二日間で十カ国以上の外務大臣と、全体会合だけではなくて、バイの会談、これも行いまして、日ロ外相会談、一番長く時間はとったんですけれども、それでもなかなか十分な時間がとれなかったので、じっくり時間をかけた協議、これは恐らく十二月、モスクワで行うことになるのではないかなと思っております。
 一方、平和条約交渉以外ということでいいますと、先週の日ロ外相会談では、双方は、北方四島におけます共同経済活動のパイロットプロジェクト、これは例えば観光ツアー、天候の関係で若干期間は短くなりましたが、それでも非常に成功だった、こういう高い評価でありまして、来年から本格事業化に向けまして議論を進めることで一致を見たところであります。
 さらに、元島民のための人道的措置について、私から、三年連続で実現をしました航空機墓参を始めロシア側の協力に謝意を表するとともに、引き続きの協力を要請したところ、ラブロフ外相からも、今後についても協力的な姿勢が示されたところであります。
 ラブロフ外相とは、九月、ニューヨークで、そして先週、名古屋でお会いをしまして、率直に申し上げまして、交渉の担当者といいますか、カウンターパートとしてケミストリーが合うなと思っています。こういう交渉をやっていますと、ケミストリーが合うか合わないかというのはとても大切なんですよ。少なくとも、その点はケミストリーは合うなと思っております。
 もちろん、戦後七十年以上にわたって解決されていない問題でありまして、交渉は、恐らく日米貿易交渉以上に難しい交渉になる、こういうふうに覚悟をいたしておりますが、一九五六年の共同宣言、これを基礎として平和条約交渉を加速させるとの両首脳の合意を踏まえて、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針のもと、交渉責任者として粘り強く取り組んでいきたいと思っております。
 なお、首脳会談についてでありますが、御案内のとおり、チリでのAPECの首脳会談自体が地元の事情によりまして開催されないということになりましたので、今後、外交ルートを通じて首脳会談について調整しようということで一致をいたしております。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2019-11-27

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会