佐藤英道の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○佐藤(英)委員 では次に、北方四島に係る世界遺産構想についてお伺いをしてまいりたいと思います。
私が衆議院議員に初当選後、この委員会で一番初めに提唱させていただいたのが、北方四島にかかわる世界遺産構想であります。
知床は、流氷が育む海から山への命の輪ともいうべき生態系と、希少な動植物が多く生息、繁茂する生物の多様性により、世界自然遺産に選ばれました。
北方四島は、自然環境においても知床とは一体的な存在であります。今後、科学的調査に基づいた自然保護、管理を日ロ共同で行い、世界自然遺産を目指すべきであります。さらに、歴史、文化についても共同で調査し、将来、複合遺産としていくべきと考えます。茂木大臣の見解を求めます。
さらに、最後の質問もあわせてさせていただきたいと思います。
墓参事業の安全対策でありますけれども、墓参事業参加者の安全対策について、昨年の自由訪問で、まことに残念なことでありましたけれども、参加者のお一人が択捉からの帰途に急逝されるという悲しい事故がありました。墓参事業などへの参加者の方々が高齢化しており、急病人やけが人への対応、病状等などによっては北海道本島への搬送が必要なケースも考えられ、これらに対して政府は万全を期すべきと考えます。
現在は、本島に帰る必要がある場合には、同行の医師の判断に基づいて事業そのものを打ち切り、「えとぴりか」で本島に戻るという対応が原則であります。本島への移送に即時性を要する場合でも、外交ルートを通じて一から搬送方法を交渉するということになっているようであります。これでは救命が困難になる可能性も否定できないのではないかと私は非常に懸念しているのであります。
私は、墓参参加者の安全確保のために、この際、ドクターヘリなどの活用も含め一定のルールを確立すべく、今後、ロシア側との事前協議の場において議論を直ちに開始すべきと考えます。
外務大臣のお考えをお聞きしたいと思います。