小林鷹之の発言 (憲法審査会)

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○小林(鷹)委員 自由民主党の小林鷹之です。
 森団長、山花副団長、そして新藤先生、奥野先生、北側先生、ありがとうございました。
 先生方の御報告を伺いまして、今回の調査の共通のテーマとして設定された憲法改正、国民投票、そして緊急事態条項のあり方を含めまして、大変有意義な調査であったことがわかりました。今回の調査で得られた成果を今後の憲法審査会の議論に生かしていく必要があると感じましたし、同時に、このような調査は継続していくことが重要だと思いますので、ぜひ来年以降も引き続き調査を実施していただきたいと思います。私も、機会があればぜひ参加をさせていただきたく存じます。
 私は、先生方の御報告を伺いながら、憲法は国家の基本法であって、国の形を示すものであることに鑑みまして、新藤先生の御報告にもございましたとおり、憲法改正論議を進めるに当たりましては我が国の実情を十分に踏まえる必要があることを改めて強く感じました。
 我が国は、歴史と伝統に根差して、これを大切にしながら、よりよい方向へと進歩してまいりました。日本国憲法は施行後七十二年が既に経過をしておりますが、この間、国民主権、基本的人権の尊重、そして平和主義といった基本原理は定着をし、そして、我が国の発展に寄与した役割は極めて大きいものがあったと考えております。
 ただ、一方で、日本国憲法には、今や現代の時代にそぐわないもの、現在の状況に対応するために改めるべき項目も見られると思います。森団長の御報告にもございましたとおり、必ずしも各国の憲法改正の回数の多さに目を奪われる必要はないと思うんですけれども、必要があれば、我が国の歴史と伝統を踏まえつつ、時代の変化、要請に即して憲法を改めることは、今を生きる我々にとって当然の責務なんじゃないか、私はそう思います。
 また、我が国には、古来から和をとうとぶ伝統がございます。憲法改正論議におきましても、和をとうとび、憲法審査会に出されたさまざまな意見を我々各委員が謙虚に受けとめながら、でき得る限り幅広い合意を目指して進められることが重要だと考えております。
 本日、憲法審査会におきまして久しぶりに自由討議が行われていることは、大変喜ばしいことだと私は感じています。今後も引き続き、憲法についての議論が積極的に行われること、そして、でき得る限り幅広い合意の形成を目指しながら、国民のための憲法改正論議が進められることを大いに期待をして、私の発言を終わります。

発言情報

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発言者: 小林鷹之

speaker_id: 27647

日付: 2019-11-07

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会