新藤義孝の発言 (憲法審査会)
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○新藤委員 きょうは、建設的な、またそれぞれ率直な意見ができているということ、これは皆で歓迎をしたい、このように思うんです。
その中で、ただいま中川委員、そしてその前に玉木委員、さらには井上委員からも言及をいただきましたので、私、この件について、この国民投票法の今の七項目の質疑、採決について、これについて見解を述べたい、また、筆頭間及び幹事の中で話し合っている状況を御説明させていただきたい、このように思っております。
まず、七項目は、皆様が御案内のとおり、与野党が合意をして、質疑に入りましょうということで、昨年の七月五日に趣旨説明が完了しております。そして、趣旨説明を聴取するということは、審議入りをして、そして遅滞なく採決を行い、審査会としての結論を出すのは、これは国会の責任だ、そういう手続に入っているということをまず共有をしたい、このように思います。
そして、井上委員からも、皆さんからもお話がありましたように、前回、たしか赤嶺委員でしょうか、済みません、間違っていたら恐縮ですが、これまでの幹事間の間でも、この国民投票法七項目についての内容に大きな問題があるとは考えていないというお話を、ごめんなさい、手を振っていますから違いますね。はい、わかりました、それは違いますが、そういうようなことで、内容についての特別な対立がない中で、一年半近くにわたってこの手続が行われないこと、これが異例であって、私は、この与野党の信頼のもとで、まず、この趣旨説明を行っているものについては手続を進めようではないかということをずっとお願いしておりますし、これはこの憲法審査会の幹事間の協議の中では前提となっております。そして、その前提は、遅滞なく今の手続の、投票機会の拡大をする七項目の採決をするとともに、速やかに、今委員の皆さんがお話しされているCM規制の問題ですとか、インターネットの問題だとか、そういったものに入っていこうという、もう前提が、そういう合意ができているわけでございます。
同じく、CM規制の法案というのは、実は国民投票法の改正ですから、全く次元の違う話をこれから進めようではないかと、これは私たちも進めましょうということで合意をしています。
しかし、まず最初に手続に入った、趣旨説明を終わっているものを処理しないまま、また次の法案の趣旨説明をして、そして進めるというのは、これは、じゃ、一年半にわたるこの不作為は何だということになってしまわないかと、私はその筋を申し上げているのであって、今先生方から御案内の出ているさまざまな国民投票にかかわるものは、投票機会の拡大は既に、今、七項目は法案となって、ここに、テーブルにのっています。しかし、それに加えて、既に二項目は、公職選挙法が投票機会の拡大の改正がなされております。それから、この先に郵便投票の問題も出てくると思います。さらには、時代に合わせて公選法の改正というのは順次進んでいくわけでございます。
その投票機会の拡大を国民投票に反映させるかどうかの議論は常にあるわけでありまして、私どもは、この七項目の採決を終わらせたらば、それでピリオドを打ってその先に進むということは毛頭考えていないということは何度も申し上げています。
ですから、ぜひとも皆様が議論しようとこのようにおっしゃっていただいているわけでございますから、私は、憲法審査会を先に進めるためにも、その手続はきちんと、国民への責任を果たして、その上で前に進んでいこうではないか、議論を深めていこうではないか、そして政局から離れた憲法論議というものを深く進めていかなければいけない、このように思っている次第でございますので、ぜひそこの事実の部分は共有をいただきたいとお願いいたします。