赤羽一嘉の発言 (国土交通委員会)
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○赤羽国務大臣 令和元年台風第十九号による被害状況と国土交通省の対応状況について報告させていただきます。
まず、このたびの台風でお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
台風第十九号は、十三都県に大雨特別警報を発表するなど、広い範囲で記録的な大雨をもたらしました。百三十カ所以上の河川の堤防の決壊は未曽有の大災害であり、甚大な被害が生じました。
私も、台風通過直後の十月十二日以降、被災現場に足を運び、地元の皆様の御要望をいただいておりますが、厳しい被災の現状に、激甚化する自然災害の脅威を感じ、その猛威を改めて実感いたしておるところでございます。
今回の台風に対し、国土交通省では、省を挙げて全力で対応してきております。
台風の襲来前には、影響が見込まれる自治体との間でホットラインによる連絡体制を構築いたしました。また、空港滞留者の抑制や鉄道の計画運休による利用者の混乱回避のための対策も講じたところでございます。発災後は、人命第一の観点から、海上保安庁の巡視船やヘリコプター等により救命救助活動を行いました。
浸水被害は、国管理河川で確認できているだけでも約二万五千ヘクタールに及び、排水ポンプ車二百台体制により排水を行っています。また、過去最大となる一日七百人規模でTEC―FORCEを派遣して被災自治体の支援を行い、河川や道路、土砂災害等の調査と応急復旧を強力に進めております。
交通網の寸断も暮らしや経済に大きな影響を与えました。道路は、東日本を中心として、中央道を始め二十都府県で被災し、一部では今なお通行どめとなっています。鉄道も、北陸新幹線の車両が多数浸水するなど、例を見ない被害が生じています。これら交通網の早期の復旧とともに、バスなどを活用した代替輸送ルートの確保に努めています。
その上で、何よりも重要なことは、一日も早く被災地の生活となりわいを再建することです。
そのために、国交省内に被災者生活支援チームを設置し、まずは、瓦れき、土砂等の撤去促進、食料品、段ボールベッド等の物資輸送の手配、ボランティア車両等の高速道路無料化の措置、災害弱者に対する旅館、ホテルの客室の提供、公営住宅等の応急的な住まいの確保などを既に行っておりますが、リエゾンを通じてタイムリーに支援ニーズを把握しつつ、対応に万全を期してまいります。
国土交通省といたしましては、自治体とも連携し、被災地に寄り添いながら、引き続き復旧復興に全力で取り組んでまいりますので、どうか今後とも御指導をよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。(拍手)