関健一郎の発言 (地方創生に関する特別委員会)

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○関(健)委員 ありがとうございます。
 私の豊橋というのも、やはり中核都市で、象徴的な、自動車に強く頼った都市構造になっているわけですけれども、今おっしゃられたとおり、高齢者ドライバーの問題は全国各地で頻発をしています。これは、ドライバーの皆さんにしてみても、八十を超えて好きで運転して買物に行っているわけじゃないんですね。ほかに、近くにスーパーがあれば、安く宅配してくれる業者さんがあれば、わざわざ八十を超えて危ない思いをして運転なんかしないわけです。であれば、そういう人たちが、よりストレスなく、免許を返上するために、更に、鉄道を背骨とした交通インフラの成熟というのは必要だと思うんです。
 私、この前、ある方が返上したんですね、免許を。それで、路面電車に乗らざるを得なくなったと。半年ぶりぐらいに会ったんですけれども、高齢の女性ですけれども、随分若返っておられたんですね。随分若返りましたねと言ったら、何でかというと、今までは、家を出て車に乗って、行きたい場所に行って、車をおりてやりたいことをやって帰ってくる。これは誰とのコミュニケーションも視線も余りないんですね。
 この人は免許証を返上して路面電車を使うことになったわけですけれども、歩いているときとか、あとは電車に乗るときとか、電車の中だとやはり人目があるわけですね。そうすると、余り汚い格好でもいられないじゃない、お化粧もしなきゃいけないじゃないと。近くの人と会ったらお話もしなきゃいけない。こんなふうに、予想外の、安全、安心だけじゃなくて、フィットネス効果みたいなものもあったと。
 だから、こういう面でも役割を果たしていますし、若い、二十何歳の人間と一緒に御飯なんか食べていると、朝起きて、出勤するときに車に乗って、工場に行って、工場のラインをずっと見て、終わったらまた帰って。これだと、全くコミュニケーションゼロで、この後一杯行くかみたいな話にもならないわけです。
 そんな中で、無理やり電車にというのを提案しようと思っても、ただ、そこまで交通インフラとして整っていないというのが現状だと思うんですね。じゃ、どうしたらあなたは電車を使ってくれると若い人とかに話すと、自分の家から駅までが何ともならぬとか、もっと頻繁に、時間どおりに来てくれればと。それが自分の車を上回れば、彼らは電車を使ってくれるわけです。
 そして、私の町でいえば、そんなに町が網の目のようになっていないわけですけれども、駅から、例えば、パーク・アンド・ライドみたいに、自転車、駐輪場が大きいスペースがあるとか、そこからバスが広がっていくとか、そういうふうにしていけば、徐々に、そういうふうなものが整ったら、私、電車乗ってもいいよという方は結構おられるわけです。
 ここで質問なんですけれども、路面電車、市電を軸としたまちづくりにおいて、もちろん市電自体も大事なんですけれども、それに付随する、例えば、自転車で、駅の周辺に駐輪場を用意するとか、あとは、それに付随したソーシャルバスというんですか、そういうバスとかを運営する。そういうのもひっくるめて、まちづくり全体として支援をしていくことで、これからのコンパクトシティー、また人口減少、高齢化を迎える地方都市にとって必要なインフラとして支援していく必要があると考えますが、御所感を伺います。

発言情報

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発言者: 関健一郎

speaker_id: 1414

日付: 2019-12-03

院: 衆議院

会議名: 地方創生に関する特別委員会