岩濱洋海の発言 (災害対策特別委員会)
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○政府参考人(岩濱洋海君) お答えいたします。
台風第十五号、第十九号等による農林水産関係被害につきましては、本日時点で総額四千五億円の被害が生じております。我が国の農業生産基盤を揺るがす甚大なものとなっているという認識でございます。
このような状況を踏まえまして、十一月七日、生活、なりわい再建支援パッケージの中で、委員御指摘のとおり、浸水被害のあった果樹、稲作農家への支援、農業機械の早期復旧支援等について拡充した措置をとらせていただきました。
具体的には、被災した果樹農家への支援としては、今回のように浸水被害が樹園地の過半の改植につながる場合については、従来の支援では十アール当たり三十九万円であったものを、これからの新しい営農展開に向けた省力樹形の導入を行うことで果実が実るまでの期間の収入を確保するため、代替農地での営農等を取り組んだ場合には最大十アール当たり百五十万円を支援できるような措置をしたところでございます。
また、稲作農家への支援につきましては、浸水した米について、平成二十七年に行いました鬼怒川決壊に伴う対策と同様な措置を行わさせていただきました。このほか、稲作農家の来春の営農再開をスムーズに行うための土作り、あと稲わらの撤去等の措置を新たに講じさせていただいております。
また、十九号の被害で、多くの被災地で農業用機械の損壊、水没が発生しております。これらの修繕、再取得については、既に強い農業・担い手づくり総合支援交付金の被災農業者支援型を発動しておりましたが、台風十九号については、過去五回しか指定されていない特定非常災害になったことから、その特殊性に鑑みまして、補助率を十分の三から二分の一へ引き上げる措置をさせていただきました。
このような支援策を拡充いたしまして、被災農家の生業の再建に努めていきたいというふうに考えております。
また、この三点の措置について支援を行う際には、収入保険や農業共済等への加入をしていただくことを必要としております。農水省としては、収入保険制度の活用等により、農家の方々が今後の災害の発生に備えていただくことが重要と考えております。引き続き、加入促進に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。