茂木敏充の発言 (外務委員会)

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○茂木国務大臣 先ほど冒頭の答弁でも申し上げましたが、やはり安全保障環境の変化というものによってNPRというものは当然変わってくると思っておりまして、二〇一八年のNPRは、核兵器の役割を拡大するか縮小するかというよりも、急速に変化する安全保障環境、例えば、北朝鮮によります核・ミサイル開発の進展等に対処するために、核兵器の役割というものを改めて明確にし、敵側の誤認や誤算のリスクを減らすことで米国の抑止力の実効性を確保することを意図したもの、このように理解しております。
 そして、もう一つ、ソールパーパスの話があったわけでありますが、二〇一〇年のNPRにおきましても、また二〇一八年のNPRにおきましても、先ほど申し上げた大きな方針の一つに、核攻撃の抑止を核兵器の目的の基本に置くこととしております。一方、二〇一〇年のNPRでも、委員も御案内のとおり、米国は、唯一の目的、ソールパーパスを採用する用意は現時点ではできていないとしておりまして、いわゆる唯一の目的を採用しないという安全保障環境の認識、そして核兵器の目的に対する考え方に対して本質的な違いがあるとは認識しておりません。
 それでも、二〇一八年、具体的に書いているじゃないか、こういう御指摘かと思いますが、その上で、二〇一八年のNPR、これは核兵器の目的を明示的に列挙しておりますが、これらは、核兵器の役割を改めて明確にすることで、敵側の誤認や誤算のリスクを減らし、米国の抑止力の実効性を確保することを意図したもの、このように理解をいたしております。

発言情報

speech_id: 120103968X00620200513_007

発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2020-05-13

院: 衆議院

会議名: 外務委員会