梶山弘志の発言 (経済産業委員会)
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○梶山国務大臣 委員これまで御指摘のとおり、世界時価総額ランキングの上位を見ると、一九九〇年代には日本の企業が上位を占めていましたが、現在では、米国のGAFA、また中国企業が上位を占めております。
第四次産業革命というよりも、情報通信技術が飛躍的にこの二十年から三十年の間に発展をいたしました。そして、ボーダーレスの社会になる、市場は世界全体という中で、日本の企業の取組ということがおくれていったということであったと思っておりまして、これまでの延長線上にない非連続な取組が必要不可欠であると思っております。
そうした認識のもとに、日本企業が第四次産業革命の中でも生き残り、そして、さらには主導権を担うことができるよう、経済産業省としては、AI、IoT、ロボットなどの新たな技術の潜在力を最大限に生かして、経済社会システムの全体の再構築を図りつつ、新たな成長産業の創造をしていくということでありますが、これにはちょうど5Gの導入というものがあります。5G、大容量、低遅延、多接続ということで、我が国もしっかりとこれらに取り組んでいくことで、今までのおくれを挽回するチャンスがあるのではないかと思っているところであります。
具体的には、日本企業全体のデジタルトランスフォーメーション、デジタル経営改革を進めるとともに、大企業に閉じ込められた資金や人材を解放し、異業種や企業規模を超えた連携を推進していく、そこに新たなビジネスが生まれる可能性もあるということで、その仕組みづくりが今度提出する法案でもあります。
まず、イノベーションの担い手であるスタートアップへの投資を抜本的に拡充をしていきたい。また、委員からありましたユニコーン企業をどう育てていくかということで、ユニコーン企業は非上場、未上場ということが本来の意味でありますけれども、上場したてということもまだまだ脆弱な企業であるということから、経産省としては、その部分も含めて成長を支援していきたいと考えているところであります。
そして、こうした取組に加えて、新たな成長産業の創造にも取り組んでまいりたいと思っておりますけれども、インフラとして、先ほど申し上げました5G、ソサエティー五・〇を実現するモビリティー、ヘルスケア、フィンテック等の主要分野において、イノベーションを力強く後押ししてまいりたいと思っております。
日本には先行した制度もいろいろあります。そして、その先行した制度のもとで、貴重なデータがあるということです、そのデータをどう生かしていくか、新たな技術と組み合わせてしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。