森本孝の発言 (経済産業委員会)
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○森本参考人 お答えいたします。
第三者委員会の報告書では、土木・建築工事や点検業務の請負工事等、取引先に対する発注金額を水増ししていた等の事実は認められず、本件取引先に対する発注金額が不合理であったとまでは認めるには至らなかったと評価はいただいております。発注金額の水増しはなかったとの認識でございます。
実務的には、建設単価や労務費等の市況を反映した査定価格で契約をしておりまして、今回御指摘を受けている企業との契約におきましても、弊社の価格査定基準に基づき査定を行い、交渉により価格を決定していることから、契約価格は妥当であり、電気料金が高くなったとは考えておりません。
また、工事の実施に当たりましては、作業内容、方法、作業員の技能、体制の確認を行った上で、作業中及び作業後において適切に実施されたことを弊社が都度確認することで、原子力発電所の安全と品質の確保に努めております。
しかしながら、同報告書で、弊社が事前に発注を約束するなど、森山氏の関連企業が受注できるように配慮していたことが認められるとの事実認定に基づき、公益的な役割を担う電力会社の発注行為において公正さが欠ける事態となっていたと言うべきとの指摘もございます。会社としては、猛省しているところでございます。
今後につきましては、今回の反省も踏まえ、ユーザーの皆様に疑念を抱かれるようなことがないよう、新たに設置する調達等審査委員会において、発注プロセスの透明化等に向けた対策を講じるとともに、規制基準の枠組みにとどまらず、安全性を自主的かつ継続的に向上させる取組を続けることで、原子力の安全の確保に努めてまいります。
以上でございます。