荒井聰の発言 (決算行政監視委員会第二分科会)

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○荒井分科員 大臣、ありがとうございます。ぜひその方向で推し進めていただきたいと思います。
 では、次の課題に移らせていただきます。
 私は、私の父が学校法人を創設をしたということもございまして、今にも潰れそうな廃校寸前の高等学校の運営を、マネジメントを引き受けざるを得なくなりました。高等学校なんですけれども、そこでいろいろなことを知りました。例えば、学校の先生には超過勤務手当が、四%という、そういう仮定的なものがついているだけで、実際は超過勤務手当に相当するものはちゃんとなされていない。
 私は物すごく不思議に思うんですね。学校のマネジメント、校長先生は何をやっているんだろう、教頭先生は何をやっているんだろう、マネージというのは何なんだろう、この先生方は理解しているんだろうか。というのは、マネージというのは、自分の配下のというか、属する組織がどのように動いているのか、その構成員である一人一人の先生がどのぐらい残業をせざるを得ないのか、しているのか、それを把握することから始まるんですね。それがマネージだと思うんですけれども、それを一切やっていないということで、びっくりしました。
 そこで、私は、教職員の組合を改めてつくらせまして、理事長が学校の教職員の組合をつくれと言われたというのでみんなびっくりしていましたけれども、そこの組合と協定を結びまして、三六協定を結んで、残業代を払うことにいたしました。相当な残業代の手当になるかな、全体の一割ぐらい人件費増になるかなと覚悟をしていたんですけれども、実際はそうではありませんでした。この残業をしっかりと把握することによって、必要のない残業、そういうものもあるんだということが、教師や、あるいはマネジメントをやる校長や教頭も理解をしてきたんですね。
 その中で、残業で一番ウエートを占めていたのが、全体の八割を占めていたのがクラブ活動でした。
 このクラブ活動は、全くの素人の先生が、自分はどこか引き受けないといかぬということで、特定の種目のクラブ活動の顧問になって、残業の八割がそこで占められている。これでは、学力をつけるとか、あるいは人格教育をつけるとか、本当の教育のための時間を割いているのではなくて、クラブ活動のために学校の先生が疲弊しているという実態を見まして、私の方から、そういうクラブ活動のあり方についてはもう一度ちゃんと議論した方がいいということを教職員の先生方に話をしまして、そういうコーチをやる先生とはっきり分けようよ、コーチは外部の、セカンドキャリア、国体の選手だとか、あるいはプロの選手でも構いません、そういう人たちに特別に教えてもらえるような、そういう仕組みづくりをした方がいいということを話をしまして、そういう形になりました。
 その結果、先生の残業代も物すごく減りました。そして、クラブ活動も、クラブの力も非常につきました。子供たちが、あの時代はゴールデンエージといって、適正なコーチングをすると物すごく伸びる時期なんですね。それが逆に失っていた、そのチャンスを奪っていたということに気がつきました。
 このあたり、文科省は今どういうふうに捉えていて、どのような対応をしようとされているのか、お聞かせ願えますか。

発言情報

speech_id: 120104132X00120200406_017

発言者: 荒井聰

speaker_id: 20756

日付: 2020-04-06

院: 衆議院

会議名: 決算行政監視委員会第二分科会