奥野総一郎の発言 (憲法審査会)
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○奥野(総)委員 立国社の奥野総一郎でございます。
発言の機会をありがとうございます。
先ほど来、新藤、中谷、岩屋各幹事の皆さんから、これまでの経緯、また辻元前国対委員長からもございました。
私は、階幹事の後を受けてこの場に、ちょうどそのころですね、採決の話が出てきたころに幹事にさせていただきましたけれども、私の記憶では、そもそもCM規制をすべしだとか国民民主党として対案を出すという話は、前年の平成三十年のもう夏ぐらいから党内では議論をしており、当時の階幹事が皆さんに話をされていたということだと思います。我々としては、一貫して、CM規制それからネット規制等については議論していただきたいということは最初から申し上げていたということをまず申し上げておきます。
その上で、採決の話。採決一歩手前まで行ったのは、私の記憶でも事実だと思いますが、そのときに、我々としては、必ず、CM規制そして我々のつくっている法案について取り上げて、改正に結びつけていただきたいということを申し上げたんですね。それを前提とした採決だということを常に申し上げてきたと思います。
その確約がとれないままに、私の記憶によれば、現場では確約がとれないままにいきなり採決だというニュースが流れ出したんですね、まず。まずニュースが流れ出したんです。という中で、結局、確約がとれないということで、もちろん、国対間の議論もありましたけれども、結局、採決には至らなかったというふうに理解をしています。
ということで、仕切り直して、これは並行審議をやっていただきたいんですよ。
皆さんも同意いただいていますけれども、これは、メディア規制、ネット規制とか一切なしに、しかも資金規制一切なしにやると、お金を持っている人、特定の外国政府なんかが自由に結論を左右しかねない、こういうことになるわけですよね。
また、なかなか難しいかもしれませんが、木村花さんの痛ましいニュースなんかもありましたけれども、ネットの中で何を言ってもいいのかとか、あるいはフェイクニュース、何をしゃべってもいいのかというと、おのずから限界があると思うんですよ。そういうことも含めた議論をやはりこの場でもやっていくべきだというふうに思います。
ですから、ぜひ並行審議を求めていきたい。これは、去年の秋からずっと並行審議をしていれば、今ごろ、もう何回もやって、採決にたどり着いていたかもしれないんですが、一貫してこの並行審議の話は取り上げていただけなかったんですね、我々から申し上げると。
ということで、改めて、この場でも何回も申し上げていますけれども、七項目、これは反対ではありませんが、実はこれは七項目じゃなくて、もう、公職選挙法も変わっていますから、九項目ぐらいになっているはずなんですね。そういうのも含めて、並行審議をやっていただきたいと思います。
きょうは、さまざまないい意見もありました。新藤幹事からも、運動資金規制なんかの提案もありましたし、自主規制の話もありましたし、うちの代表からもいい話もありましたし、山尾さんからもいい話もありましたし、こういう英知を結集して、このきょうの討論を結果に結びつけていただきたい。
石破先生の方からも、言いっ放しではだめだという話がありましたね。この自由討議って、僕が気になっているのは、これをどう結果に結びつけていくかというのが大事だと思うんですよ。ですから、きょうの議論も踏まえ、そして我々の出している法案も踏まえ、並行審議をし、きちんと論点整理をして、公正な結果が出るような国民投票法の抜本的な改正をぜひこの場でやっていただきたいと思います。
そして、憲法改正の議論をすべしという話もありますが、再三、私も申し上げますが、不要ではないが、このコロナ禍で、不急だと思うんですね。今、緊急事態の話をしても、到底間に合わないわけですから、ゆっくり落ちついて憲法の改正の議論をやればいいと思います。
ということで、七項目だけ先行し採決ということではなくて、きょうの議論も踏まえ、並行審議をし、国民投票を公正なものとする抜本改正を求めて、発言を終わらせていただきたいと思います。
以上です。