金子恭之の発言 (災害対策特別委員会)
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○金子(恭)委員 おはようございます。自由民主党の金子恭之でございます。
本日は、質問の機会をいただきまして、心より感謝を申し上げたいと思います。
今回の豪雨災害では、まさに津波のような濁流が中心市街地あるいは川沿いの集落を一気にのみ込み、土石流が山々の人家を襲い、多くのとうとい人命を奪いました。改めて、お亡くなりになられた方々の御冥福と、いまだ行方不明の方々の一日も早い発見をお祈りしますとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
政府におかれましては、災害発生直後に現地災害対策室を設置、武田大臣が発災当日に熊本入り、熊本県より被災状況の説明を受け、翌日には早速、甚大な被害が発生した人吉を御視察、被災状況の確認、被災地の切実な声に応えていただきまして、人的、物的プッシュ型支援を始め、激甚災害指定見込みの早期公表、特に、八代市坂本町が中小企業対策で除外されたとのうわさと不安が広がりましたが、本激見込みとなり、熊本県内の全ての被災市町村が入ったことが発表され、安心感がもたらされたところでございます。そして、四千億を超える被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージ取りまとめの表明など、切れ目ない強力な支援策を迅速に打ち出していただき、心より感謝いたします。
被災地は、発災後三週間を経過し、人命救助、住民避難から、生活支援、生活再建、道路等の社会インフラ、ライフラインの復旧にフェーズが移行してまいりました。
まず、被災者生活再建支援制度の拡充について武田防災担当大臣にお聞きいたします。
今回、熊本県では五千九百棟を超える床上浸水被害が発生いたしました。災害に係る住家の被害認定基準運用指針によれば、床上一・八メーター以上の浸水が全壊、床上一メーター以上一・八メーター未満の浸水が大規模半壊、床上一メーター未満の浸水が半壊、床下浸水が一部損壊とされておりますが、この制度では、全壊、大規模半壊、つまり床上浸水一メーター以上の住宅でなければ被災者生活再建支援金が支給されません。
被災者からすれば、床上浸水であれば、一メーターであろうが一メーター八十であろうが、ほとんど被害のダメージは変わりません。半壊の被害を受けた方々も、生活再建に大きな不安を抱えております。全壊、大規模半壊の方々だけではなく、半壊の方々にもこの制度を適用していただきますとともに、この制度における支給額を増額していただくようお願い申し上げます。大臣の御答弁をお願いします。