杉本和巳の発言 (本会議)

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○杉本和巳君 日本維新の会の杉本和巳です。
 私は、日本維新の会・無所属の会を代表して、令和二年度補正予算案三案に賛成の立場から討論をいたします。(拍手)
 まずもって、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、闘病中の方々にお見舞いを申し上げます。また、医療関係始めエッセンシャルワークに従事する方々に、また外出自粛に御協力してくださっている国民の皆様に敬意と感謝を申し上げます。
 今、私ども政治、行政、国会に求められているのは、命を徹底的に守ること、そしてスピードアップ、そして政治家の覚悟です。これらの観点から、補正予算案には改善すべき点がありますが、賛成いたします。
 私どもが補正の準備を提起したのは、二月の当院での締めくくり質疑や本会議討論でした。あれからほぼ二カ月。参議院での予算審議があったとはいえ、補正の指示や編成など、本予算審議に並行して準備を進めていれば、四月の緊急事態宣言発出と同時期の四月前半での審議、そして四月中の給付ができたと言えます。
 次に、本補正予算案に、改善すべき二点を申し上げます。
 一つは、いわゆる不要不急の内容が計上されています。新型コロナウイルス感染症終息後になすべき経済対策です。今、必要なのは、終息後の話ではなく、危機に直面している人、困窮している人たちにイの一番に手を差し伸べることです。
 もう一つは、地方創生臨時交付金一兆円の規模についてです。大幅増額が必要です。
 我が党は、特措法修正の必要性提起時以来、国が休業要請するなら補償も行うべきと強く訴え続けております。現行は、各地方自治体が、休業要請を民間にお願いして、厳しい財政事情の中から協力金の制度をつくっています。都道府県知事が活用できる地方創生臨時交付金を大幅に増額し、かつ使途の制限を設けない形、地域の自主性を尊重する形で、自治体の取組を財政で後押しすることを強く求めます。
 次に、スピードアップの観点から、早急な第二次補正予算の準備を提唱します。
 先手先手、ちゅうちょなくを有言実行する、超特急の二次補正予算です。総理からは、時期を逸することなく、臨機応変に、かつ果断に対応してまいりますと答弁がありましたが、後手となった、ちゅうちょしたとなってはなりません。
 その要点は、COVID―19対策の優等生の台湾と日本の違いの原因の一つは個人のIDの存在です。台湾では、徹底した隔離やマスクの配布はIDがベースとなっているのです。日本もこの機会にIDを徹底普及することを強く提唱します。
 我が党は、新型コロナウイルス対策に関する提言第四弾を発表し、提起しています。国民の生活資金の保障について、マイナンバーの活用による給付の迅速化、特別定額給付金の最低所得保障制度の導入による継続、民間活用型生活福祉資金貸付け創設とマイナンバーひもづけ事後審査による給付への切りかえです。
 また、我が党が野党と昨日共同提出した家賃支払い猶予法案の早期審議と予算づけが必要です。ぜひとも、自粛要請に協力する事業者が安心できるよう、テナント、オーナー双方を支える賃料免除の仕組みを実施しましょう。
 結びに当たり、医療提供の現場、体制の堅持と補強を求めるとともに、日本維新の会は、党代表が市長、副代表が知事という、まさに新型コロナウイルス対策の最前線の現場で陣頭指揮し、決断と実行をする立場にあります。現場に一番近い政党として、国民の声をしかと受けとめ、提言を絶え間なく行うことを、未来への責任を果たす道筋を開くことを、また、批判ではなく提言する形で、この国難に当たってはワンチームを標榜していくことをお約束して、令和二年度補正予算案三案に対する賛成の討論といたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

発言情報

speech_id: 120105254X02220200429_016

発言者: 杉本和巳

speaker_id: 3632

日付: 2020-04-29

院: 衆議院

会議名: 本会議