尾辻かな子の発言 (予算委員会第八分科会)

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○尾辻分科員 そうなんです。結局、だからこれも任意にしたために、大阪は協議会を設置していないんですよ。協議会を設置せずに、もう事実上事業者が決まるところまでやってきた。こういうプロセスが、私、これは非常に問題があると思います。
 結局、公募、選定のプロセスも抜け穴だらけじゃないか。それで、では協議会なしで大阪がどのような議論をしてきたかということでいうと、今問題になっている500ドットコムジャパン、500ドットコム社があります。
 実は、二〇一七年十月二十六日、中国を本拠地とする500ドットコム社及び日本法人である500ドットコムジャパン株式会社は、日本におけるギャンブル依存症研究への取組を発表。NPO法人依存学推進協議会との共同研究、研究助成金の協力などを実施する。
 大阪のIR基本構想をつくったIR推進委員会は、この依存学推進協議会のメンバーである谷岡一郎氏が全十一回中十回まで、そして勝見博光氏は第七回まで、推進委員会のメンバーをしています。
 これは、質問のときにちょっと調べたら、勝見さんという方はグローバルミックス社の代表取締役で、この会社は統合型リゾートIRのコンサルティングカンパニー、取引先には、ゲンティン、メルコ、シザーズ、ラスベガス・サンズなどがホームページに記載をされています。
 500ドットコム社と共同研究、共同助成金など一緒にしてきたNPOのメンバーでIR企業のコンサルティングをしている会社の取締役が、こうやって推進委員会に入って大阪のIRを前に進めてきた。それも、この依存学推進協議会の谷岡氏と勝見氏がこうやって推進会議の中で意見を述べていた時期は、500ドットコムがこのNPOと接触し、先ほど言った共同研究を掲げていた時期と重なっているんですね。そのシンポジウム、500ドットコム社の方も出たやつには、当時の内閣官房内閣審議官ギャンブル等依存症対策推進チーム副チーム長の中川真氏も出ておられたりしているということなんです。
 さらに、このNPOは、二〇一三年のホームページを見ると、理事に溝畑宏氏、大阪の観光局の理事長でIR推進会議の座長でIR選考委員会の委員、こういう人が大阪の事業を推進している。
 結局、これからわかることは、ギャンブル依存症までも500ドットコム社やIR関係者、推進派の研究者に取り込まれて、大阪のIR関連の会議にも深くかかわっていたということがわかるわけです。
 これで、いや、今、基本方針、接触ルールをやりますと言っても、地元はこういう問題があるわけです。今やはりやらなければいけないのは、もう一度しっかりプロセスを見直して、抜け穴をなくしてやらなければいけないと思いますが、再度、いかがですか。

発言情報

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発言者: 尾辻かな子

speaker_id: 24608

日付: 2020-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第八分科会