太田房江の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○太田房江君 丁寧な御説明ありがとうございます。今の大臣の答弁で正しい理解が進むよう望みます。
 次に、先ほど石井委員よりIMFの見通しについても言及がございましたけれども、私の方からは日本の雇用情勢について御質問をさせていただきます。
 お手元に資料、たくさん持って申し訳ないんですけれども、資料一と二を御覧いただきたいと思います。
 今、失業率は四月で二・六%と余り上がっておりませんけれども、しかし、休業者が赤い線のようにぐっと伸びてきている、激増しているということが留意すべき点ではないかと思います。昨年の四月に比べて四百二十万人増えて、六百万人に上っているということなんですね。今の就業者数が六千六百二十八万人ということでありますから、実に十人に一人が休業していると、こういう状態であるわけです。これまでは何とか雇用調整助成金あるいは企業の努力でもって持ちこたえてきたわけですけれども、しかし、これも九月には特例が終わるわけです。
 こういう中で、私、もう一つ指摘したいんですけれども、資料二にございますように、今、女性と高齢者にしわ寄せが行っている雇用情勢があると。つまり、ここで見ていただきまして分かりますように、非労働力人口化、つまり、働きたいんだけれどももう職を求めるのを諦めてしまうと、あるいはもう家庭に引っ込んでしまうというような女性や高齢者が、非労働力人口ということで、失業でもなく休業でもない形で労働市場から消えているわけであります。そういった方々が今四月で五十八万人ですけれども、そのうち四十八万人が女性、そして三十五万人が高齢者ということであるわけです。
 実は、イタリアでも失業率自体は下がっているんですけれども、おかしなことに下がっているんですけれども、これも、非労働力人口化によって失業率は職を求める人が少なくなるわけですから下がるという、ちょっと珍しい現象が起きているように私は考えております。
 こういった点を踏まえながら、私は、これから経済が悪化をしていく中で、厚生労働省には本気で先手先手を打って雇用対策に臨んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 120114080X00120200625_023

発言者: 太田房江

speaker_id: 236

日付: 2020-06-25

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会