麻生太郎の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(麻生太郎君) 今、状況として、金融、何というんですか、財政、一九九七年になりますけれども、いわゆるアジア資金、まあ金融危機とか、二〇〇八年のリーマン・ブラザーズのバンクラプシー、破綻とか、ああいったようなときと違って、今、日本の金融というのは総じてその内容はかなりしっかりしておりまして、自己資本比率も、あの頃は一一パー、リーマンの頃は一一%、今一八くらいありますかね、大きいところで。そういった形になってきておりますから、極めて健全な内容になっているんだと、私どもはそう理解しておりますんで。
 そういった中で、とにかく今回は、とにかく目先、資金繰りでいかれていますんで、そういう、何というのかな、ストックじゃなくていわゆるフローでいかれているということになりますんで、そのフローの金が回らなくなるということを何とかしないと、企業が倒れると、そこに、従業員という人がそこにくっついていますから、その人たちの雇用というところに全部影響してきますので、そういった中で、まずは財政基盤というのをしっかりしているんだからということで、私どもとしては、今回リスクを大いに取ってでも貸せということで、先ほど財金のあれが来て、何、国有、政策投資銀行だっけ、政策金融公庫、政策金融公庫の総裁が来ておられましたけれども、あそこの辺りも、とにかく今回は前回とは全く違うという意識の下で、とにかくこの三月、まあ、いきなり来られた方に対して、全く知らない人がお金貸してと言われても、いきなりなかなか難しい話ですから、少なくともこの時期は、まあ転勤の時期なんですけれども、転勤は延期ということで一千六百人の転勤が止まった形になって、今まで知ってる人に対して、はいというんで。
 えらい数のあれが来てたという話ですけど、大体今一週間ぐらいのもので大体対応ができているということになっておりますけれども、これでコロナ食らったら終わりよということで、よほど対応していかなきゃ駄目ですよというんで、政策金融公庫で、いわゆるコロナが出ましたといって、はい、ストップということになったら、それこそでかいですよ、影響がということで、対応も、よくよく対応しながらということをいって、結構かなりの数のものをさばいているという今自負がありますけれども。
 我々としては、いろんな意味で、そういったものプラス、自動車なんかが今回一番いい例かもしれませんけど、約三万個ぐらいの部品が要るんですけれども、中国から二つ滞っただけで日産の苅田工場止まりましたから。あれでどれくらい従業員が迷惑したかといえば、えらいことになっているんだと思いますが、今後こういったもののサプライチェーンを変えにゃいかぬという話に必ずなってきますんで、そういったものが次のあれに出てくるところだと思いますが、そういったものを含めてどのように波及するかはいろいろ出てくるところですけれども。
 基本的に今、日本の金融機関というのは、世界の銀行の中でも平均値から見れば最も高い。あのリーマンのとき、その前、九七年のアジア金融危機のときは、多分日本の金融機関というのは、自己資本比率は世界の七銀行、七大、七あった大きな、あの中では一番低いぐらいのところだったのが、今一番高いぐらいの自己資本比率は、この三十年間で大きく変化してきておりますんで、そういった意味では内容が、昔みたいにこれ大丈夫かというようなことになっているような状況にはない、少なくとも今のところ。これは、今、これ続けばまた別の話を考えないかぬかもしれません。今の段階でそういった段階にはございません。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2020-04-06

院: 参議院

会議名: 決算委員会