田村まみの発言 (厚生労働委員会)
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○田村まみ君 立憲・国民.新緑風会の国民民主党の田村まみでございます。今日はよろしくお願いします。
まず最初に、差別や偏見、そしてハラスメントの横行についてお話をしたいと思います。
新型コロナウイルス終息へ見通しが立たない中、ふだんは見えにくい社会の闇や矛盾等があらゆる場面で噴出しているというふうに思います。自粛要請を受けて店舗休業、時短営業の協力をしている居酒屋、カラオケ、パチンコ店なども、一部非協力的な企業があることは事実ですが、協力している事業者やその業種で働く人へまでの誹謗や中傷が起きているのは象徴的じゃないでしょうか。
そして、感染者やその家族に対する不当な差別、暴言等も起きています。三密を避けて手洗い、うがいを心掛け、外出自粛をしても感染してしまうことはあり得ます。また、医療・介護従事者、配送業や物流関係、日用品を扱う小売店、またそこの小売店で警備をされている方など、本当に感染リスクを抱えながら働かざるを得ない人たちに対してのカスタマーハラスメントについての相談が数多く私の下に寄せられています。
営業店舗にてパートの従業員の方がレジを打っていたら、急に、営業していて給料もらえるんだから十万円の給付は辞退しろや、また、マスクを着用しているお客さんの問いかけが聞きにくく、問い返すと、一回でちゃんと聞けよと、そんなふうに接客中に長時間、近距離、大声で執拗に攻撃されて、もう仕事ができる状態じゃないということで、その場でもう辞めさせてくださいというような退職を申し出る事象も上がってきています。
例えば今現場でやっているのは、今日の配付資料一を見てください。こちらは、農水省、経産省、消費者庁と、今日の厚労委員会とは少し離れていますが、こういうものを使って、国としても、売場、お店で買物をする、そして人のソーシャルディスタンスを守るための啓発活動をチラシでやっていただいているんですが、お店側はこれを使ってお客様にいろんなことを訴えています。
ただ、これ、一番上の右上、そして下の右上の方のマークを見ていただいたら分かるとおり、大きさが多少変わっています。これ、第二弾がピンクでした。で、第三弾が紫の方でした、上の段です。
第二弾が出たときに、お店でこれを使っていたときに、店独自の判断でこんなことを言われて、なぜ自分たちがこれを守らなきゃいけないんだと、そんなことまで言う方がいて、いや、これ国から言われているんですというふうに伝えて、何とかお客様にその並んでいただく順番だったり買物のルールを守っていただくというようなお願いをしているような状況でした。なので、その現場の人たちから、少しでも国から言っているということが分かりやすくしてほしいという声があって、その声を届けたところ、まあ本当に、これA4の大きさで印刷が出てくるんですけれども、五ミリが一センチになったということなんですね。
店の人たちからは、売場の人たちからは、是非もう右上の「一人一人の気づかい」全部消して、もう省庁の字もっと大きくして、国がちゃんとお願いしていて、私たち国民が守って、一人一人の行動で変えて、私たち、コロナの危機から抜け出しましょう、脱しましょうということを言っているんだということをもっと言ってほしいというような声が届いています。
そんな中で、コロナ禍でカスタマーハラスメントの課題が浮き彫りになる今こそ、昨年の六月二十一日に採択された仕事上の暴力やハラスメントを禁じるILO条約を議論すべきだというふうに私は考えます。ハラスメントに関する国際基準が生まれて、日本政府も条約に賛成票を投じているわけです。日本におけるこの条約の対応状況をお教えください。