赤羽一嘉の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(赤羽一嘉君) ちょっと済みません、通告いただいていないので手元に資料がございませんけれども、この新型コロナウイルス発生から、この委員会も含めて国会の中でも与党、野党、党派を超えて、それぞれ地元の皆さんから観光業界が大変だという声はいただいております。
そのことについて対策を取らなければいけないということで、我々は、三つの柱ということで、一日も早い終息を目指す、普通の状態にするということが一番観光にとって大きい、これが一つ。
もう一つ、二つ目は、廃業ですとか倒産ということをできるだけ食い止める、そのための資金繰りと雇用の確保ということで、セーフティーネット保証ですとか、これは私たち国交省ではありませんけど、関係省庁と連携しながら、セーフティーネット保証、貸付けの資金繰りの支援ですとか、あと、雇用調整助成金もこれも要件緩和もし、拡充もし、また更に拡充も今検討しているところでございますし、加えて、なかなか使い勝手が悪いということで、観光庁が観光団体に分かりやすいということでビデオを作りまして、短時間のビデオで、こうしたら簡単に今の雇用調整助成金も申請ができて適用ができますということも行っているところでございます。
そして、三つ目には、状況が落ち着いたら強力な需要喚起策を取って頑張っていこうということで、この三つの柱ということは一貫して行ってまいりました。
ずっとヒアリングをいろいろ続けておりますが、これは私の正直な感想でありますが、逸失損益に対する、商売に対する補償という声が私もっと出てくるかと思ったんですけど、そうしたことではなくて、早くその状況を落ち着かせていただきながら今言った三つの柱を強力にやっていただきたいということが、私が受けた多くの観光事業者の関連の皆さんからの声でございました。
加えて、観光業というのは、これも繰り返し答弁しておりますが、宿泊業とか観光業のみならず、周辺の関連、貸切りのバス事業者、タクシー、ハイヤー、あとレンタカーですとかフェリー、また地元のそれぞれの飲食業、土産物等々の物品業、こうした幅広い業界を抱えているわけでありますので、まさに地域の経済そのものとも言えておるわけでございまして、そうした意味でしっかりと対策を取らなければいけないというふうに考えているところでございます。
補正予算に計上させてもらいましたゴー・ツー・キャンペーンにつきましては、いろいろ、ちょっと説明不足もあったと思いますけれども、これ全国に関わる大変大規模な事業でもございますし、初めて、全体の七割は宿泊業に対する割引の部分ですけど、残りの三割は、それぞれの御地元の飲食業ですとか土産物売場ですとか交通機関とか、そうしたことにも割引として使えるような新しい試みでありますので、これは相当大仕掛けの仕掛けが必要なので、それを仕組みをし、説明をしながら、また全国の事業者にも参加をしていただかなければいけない。
加えて、旅行代理店、大手の旅行代理店経由でという話だけですと、多くの旅館が直接予約を受けているような実態とは相当乖離があるというようなことも業界から指摘をいただいたので、これはそうした直の予約のこうした形態もこのゴー・ツー・キャンペーンの対象としていかなければいけないということ等々を考えますと、これは相当準備期間が掛かるというのはもう客観的なところなんです。
ですから、今、今回、五月一日、この補正予算が成立をしていただきましたが、そこからまだ準備局も立ち上がっていませんので、準備を始めたとして、周知を徹底し呼びかけをしても、それは相当先になってしまうと。
ですから、今すぐということの御批判はいただきましたが、実は補正予算に入っていても今すぐこのゴー・ツー・キャンペーンが発動できるというような状況ではないということを私は説明させていただいたところでございまして、感染の状況が随分終息に向かっておりますし、これが続けばなるべく早く需要喚起策というのを取りたいと思いますが、その準備を仕込まなければいけないということを考えれば、私は、この補正予算にああした準備を入れていただくというのは意味があったと、有り難いというふうな話が一つと。
あの予算を入れたからといって、じゃ、資金繰りの方とか雇用調整助成金のことが何か財政的に、ゴー・ツー・キャンペーンをやるからそちらに対応できなかったというようなことは私はないと思いますので、そうしたことの中で必要な対策を取っていかなければいけないと思っております。
以上です。