梅村みずほの発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○梅村みずほ君 日本維新の会の梅村みずほでございます。
 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。
 今国会のこの調査会におきまして、皆様と御一緒に、誰もが安心できる社会の実現に向けまして、困難を抱える人々の現状について学びを深めることができましたことは大変な喜びでございます。
 本日は、私から、実は専門の文教科学委員会で先週大臣にもお尋ねいたしました性教育の必要性について一言申し上げることができればと考えております。と申しますのも、この日本ではなかなか性教育というものが進んでおりませんが、この性教育が進むことによって一人親の貧困、子供の貧困等も解決の糸口が見出せる、そのように考えているからでございます。
 現在の日本では性的同意年齢という年齢が十三歳に設定されておりますが、この性的同意年齢というのは、性行為をしたときにその行為に自分で責任が持てる年齢とされております。けれども、たった十三歳でその判断ができるかどうか問われたときに、イエスと言える大人ってどれぐらいいるかなというふうに疑問に持つわけでございます。ちなみに、この性的同意年齢、制定されたのは明治時代のことでございます。
 そして、近年、各国におきましてもこの性的同意年齢を上げなくてはいけないということで、先進国では軒並み十五歳や十六歳に引上げが進んでいるところでございます。今年の、今月ですね、五月に入りまして、お隣韓国が十三歳からたしか十五歳だったと記憶しておりますけれども、引上げされました。これで、先進国の中で十三歳という低年齢にとどまっているのは日本だけということになります。
 そして、実は委員会の中でも、私、数週間前に指摘をさせていただいたんですが、実際に私のママ友がマクドナルドで聞いた中学生か高校生のカップルの会話です。コロナで、お父さんもお母さんもいないから、暇だしうちに来るというような会話を学生のカップルがしていたということなんですね。そして、そのことから危険があると思いますというふうに委員会では訴えていたと思うんですが、数週間後に私が報道で目にいたしましたのは、熊本の慈恵病院、赤ちゃんポストで有名な病院ですけれども、こちらに中高生からの相談が相次いでいるといった記事でございました。妊娠検査薬で陽性が出たがどうしよう、中には男子学生から交際相手からつわりの症状が出ているという旨の相談もあったというふうにその記事には書いてございました。
 子供ができたときに十代の若者が取る選択肢としては、堕胎、中絶もあるかと思います。産んで養子縁組や里親にお願いをするというケースもあると思います。あるいは、覚悟を決めて若いパパと若いママで子供を育てていく、そういう選択肢を取る若者もいることと思います。けれども、心の準備ができないまま産んだ子供を育てていくというのは、本当に若い子たちには難しいことだなと思います。
 そんな中で、また先週入ってきたニュースが衝撃的でした。十九歳の若い父親が七か月の男の子を虐待で殺してしまったというニュースでした。その記事によりますと、ママは夜勤があったので朝帰ってきたと。なので、ママが帰ってくる前に息子さんを殺してしまったということなんですね。どういう事情かは分かりませんし、やはり息子をあやめてしまった父親は非難されるべきではありますけれども、私は、この若い父親が一生懸命子育てをした可能性を否定できないというふうに考えております。逆算をしますと、十七歳の夏から十八歳の夏までの行為でできた赤ちゃんでございます。
 今の日本では、ゼロ歳児の虐待死が最も高くなっております。まずは、学校と教育現場と双方向による性教育を施してあげること、そして自分は愛情の示し方として最高のスタイルである行為によって生まれた命だということ、誰もが愛されるべきであり、自分も人を愛する権利があるということ、それらをしっかりと、避妊方法も含めて伝えていくということが、後々、望まぬ妊娠や性犯罪や未受診妊婦や虐待やLGBTへの偏見を減らすことにつながると思っております。
 本日は、性教育の重要性について、今回のテーマにそぐうと思いまして意見をさせていただきました。発言の機会をありがとうございます。

発言情報

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発言者: 梅村みずほ

speaker_id: 29540

日付: 2020-05-27

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会