岩瀬昇の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(岩瀬昇君) 協調減産に参加をしている非OPEC産油国で注目すべきはロシアだけです、ほかの国は大した数量でないんで余り注目すべきでないんですけれども。実は、協調減産に参加をしていない非OPEC産油国、これの動向が、今年一年間、石油価格が恐らく上値が重い、下押しをするだろうという判断になっているんですけれども。
一つはノルウェー。ノルウェーで最近大油田が生産を開始いたしまして、向こう三十年ぐらい生産量が続くような大油田の生産が始まったと。それから、メキシコ湾における大手国際石油会社がやっていますディープウオーターという深い部分での大型の案件が立ち上がってきている。それと、もう一つは、ベネズエラの東南にガイアナというちっちゃな国があるんですね。人口八十万人ぐらいしかいないところなんですけれども、そこでエクソンモービルが中心になっているところが、これも生産を始めたのかな、これは周辺にまだ、何というんですか、埋蔵量の期待できる鉱区がたくさんあるのでますます生産量が増えていくだろうと言われているんです。
これは、彼らは自らの国の政策で決めるので、その協調減産にも参加していませんので、彼らは自分たちの国の理由、あるいはそこで生産活動を行っている石油会社の経営方針で決まってきますので、我々がその協調減産という観点から注目すべき非OPECの産油国というのはロシア一か国と見ていてほとんど間違いないと思います。