岩瀬昇の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(岩瀬昇君) イランのことをちょっとしゃべっていいですか。
私は、九六年から九八年まで二年間、イランに住んでいたというか仕事をしていた、それから一九七九年のイラン革命のときに原油契約の交渉で二か月ほど住んでいた、そういう経験があるものですから、今お話伺っていて、一言申し上げたいなと。
一つは、イラン革命が起こった直後に三井物産は長期大型契約を結んでお客様が増えたものですから、そのとき僕はぺいぺいですから誰がどうしたかは知りませんけれども、NIOCの元幹部、ロンドンに亡命していたと思うんですけど、その人を呼んでパーティーをやった。そのときにそのNIOC元幹部がスピーチで言っていたのが非常に印象的で、彼は、イラン人というのは、先ほどありましたように、まとまれない国民なんだと、今まではシャーというおもしがいたから何とかなっていたと、これでシャーがいなくなって我がイランはどうなっちゃうんだろうかという心配をしていたんですね。それを思い出して、いや、今は最高指導者という別のおもしがいるというのが私の認識なんです。したがって、その最高指導者がいなくなったときには、おっしゃられたように、恐らく混乱しか待っていない。混乱を望むかというと、望まないということであるんだろうと思うんですけれども。
もう一つは、プラクティカルな国民だということの一つは、ホメイニさんが死んでハメネイさんがなるときに、そのときの憲法ではグランドアヤトラしかなれないというのが憲法で書いてあったんですね。ハメネイさんはグランドアヤトラじゃないのでなれない、まあ大統領は経験しているんですけど。ということで、今亡くなっちゃいましたが、ラフサンジャニという老練な政治家がおりまして、ラフサンジャニが手助けをして憲法の改正をしたんです。ハメネイさんが最高指導者になれるように憲法を改正している。
したがって、恐らく今後も、何かあるとプラクティカルな対応をするだろうというのが私の認識で、田中先生がおっしゃられたような形での混乱を避けるための手をどうやって打ってくるかの中で、恐らくプラクティカルに為政者も対応してくるんではないかなというふうに思っています。
で、何でしたっけ、質問。ごめんなさい。