岩瀬昇の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(岩瀬昇君) 先ほどアメリカの例で御説明いたしましたけれども、原油を通常の精製設備で精製しますと、分留といいまして、温度によって分かれて出てくる。分かれて出てきたやつをどういうふうに商品、最終商品につなげるかということなんですけれども、ディーゼルオイルというのは灯油と重油の間なんですね。だから、上に、軽い方を灯油に回して重い方を重油に回すということも当然できます。だけれども、設備全般のその効率的な運営を考えた場合には、やはりある程度セットした形でつくらざるを得ない。
 で、今、ディーゼルオイルが実は脚光を浴びているんですね、すごく狭い世界なんですけど。脚光を浴びているのは、IMOという、国際海事協会といったかな、がもう数年前から二〇二〇年の一月から導入すると言っているんですけれども、船の燃料、バンカーオイルと言っていますが、バンカーオイルで使う燃料の硫黄分、今までたしか三%マックスだったと思うんですけど、それを、〇・五%だったと思いますが、以下にしなきゃいけないというルールを決めたんです。
 それで、じゃ、対応何ができるかというと、一つは、船の中に硫黄を除去する装置を使うというのが一つと、もう一つは燃料をその三・〇%の重油じゃない軽いものに替える。軽いものにするというのは、重い重油とディーゼルオイルを混ぜると軽い、サルファー分の少ないものができますので。ということで、一時的に例えばシンガポールなんかでのディーゼルオイルの値段が上がったとかいうこともあるんです。
 だけれども、御質問の趣旨である基本的な部分でいうと、ある設備があった場合には、その設備に合った経済合理性に基づいて生産をしたらそんなに、スレートって言い方するんですけど、プロダクトスレートを替えることはできないというのが事実でございます。

発言情報

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発言者: 岩瀬昇

speaker_id: 26096

日付: 2020-02-12

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会