飯田哲也の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(飯田哲也君) まず、私が申し上げたのは、風力と太陽光はまさに主力電源なんですが、先ほどのちょっと絵でお見せしたように、バイオマスや地熱、温泉熱、小水力は地域の大切な資源として活用するということで、私自身も全国のいろんな土地改良区さんとか地元の農協さんとか農家の方々と小水力や温泉熱発電とか一緒にいろいろやらせていただいているんですが、そのときにやっぱり非常に重要になるのは、基本的にはまず、地域のオーナーシップというか参加が非常に重要だなと。
 お手元の資料では三十三ページ目に、デンマークがいわゆる大規模集中型から地域分散型に変わっていると。見かけが分散に変わっただけではなくて、風力発電が六千五百基、コジェネが千基あるんですが、風力発電のこの八五%は、地域の人たちが、そういう農家の人が一人で持っていたり、あるいは風力協同組合という形で持っているので、売電収益もそこに入っていくんですね。
 ですから、そういう形を、しかもデンマークは法律で一五%は地域の資本が入らないといけないということを義務付けていますので、そういう形で、地域の中にエネルギーだけではなくてお金も回る構図をやはりつくるということが、その農村を改めて活用することが非常に重要で、それこそデンマークで農業大臣とかそれから専門家あるいは農家の方に会って、みんなが共通のコンセプトとして持っているのは、太陽エネルギーと土から生まれるのは農産物とエネルギーなんだと、つまりエネルギーも農産物だというふうに捉えているんですね。
 それが非常に、私は、考え方の転換が必要で、日本も農水省が営農型発電、ソーラーシェアリングを一応二〇一三年から認めて今二千件ぐらいにはなっているんですが、あれをもうちょっと私は、もっと開放した方がいいと思います。耕作放棄地七十万ヘクタールあるわけですから、耕作放棄地に農家の方が、農業の方がやる太陽光発電は農業の一環として、農地転換せずに自由にできるようにすると。それが外資のもうけになっちゃいけないので、そこの規制をしながら逆に農家の人たちが農業の一環としてやるような、そういう思い切った大胆な転換をすればその七十万ヘクタールだけでも日本の電力全て賄えますので、やっぱりそういう形に大胆な方針転換を是非先生の方からも御提言いただければと思います。

発言情報

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発言者: 飯田哲也

speaker_id: 6644

日付: 2020-02-26

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会