荒戸裕之の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(荒戸裕之君) 去年の夏前だったと思いますけれども、経済産業省が掘った基礎試錐というのがございました。日高トラフ、要するに北海道の南の沖で掘った井戸ですが、これはガスの産出が確認されたものですね。そこのエリアは、BSRというふうにいいますが、これはメタンハイドレートがあるぞという兆候、サイスミックの上で兆候が見えるんですが、それがたくさん見える場所なんですね。井戸はそんなにたくさん掘られていなかった。今は新しくそこでガスが出ることが分かってきたんですね。そういうことを積み重ねていく必要があるんですね。
日本は資源の少ない国だと私たち刷り込まれていますけれども、実際に例えば、石油、天然ガスだけじゃなくて、レアアースとかあの手のものも日本の排他的経済水域の中で大発見されたというのが何年か前にございましたですよね。ああいうことで、資源が少ないと思っていたことが必ずしもそうではないかもしれないと。資源が少ない理由を私たち、ちゃんと確認しているかというと、データでそれを確認できていない場所が結構多いんですね。先ほど言いました、八十万平方キロでしたっけ、ああいうものも僅かなデータで確認されているのであって、細かい詳細なデータというのはまだこれから取らないといけないと。
日本の地下の形なので結構複雑な形をしていて、大規模なものが見付かるかというふうに、本当に見付かるのかと言われれば、それはちょっとそうですとなかなか言いにくいものはありますが、ある程度の規模のものがあれば、それを幾つも見付けていくということができれば埋蔵量自体は増やしていく可能性はあると、そういうふうに思います。