荒戸裕之の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(荒戸裕之君) 世界のそういう流れと私の専門とちょっと微妙に分野が違うんですが、私たちの地球のシステムを科学として理解するというところがまず前提としてあるべきなんですね。
例えば、地球の温度、平均気温ですね、これって、地質時代ずっと遡っていくと、例えば、皆さん、子供たちが大好きな恐竜のいた時代というのは暖かかったというのは御存じですよね。それから、人類が出てくる少し前の時代に氷期、間氷期というのがあった。暖かい時代、寒い時代が繰り返していたと。地球にはそういう温度のサイクルというのがあるわけですね。それらの研究とそれの成果を踏まえることなくして、世界で温室効果ガスがどういうふうな影響を与えているかという議論にいきなり行くところに実は問題があるというふうに私は思っています。
実際に平均気温が上がっているというのはデータとしては出てきていますので、確かに気温は上がっているんだと思うんです。でも、それが例えば、今年の冬は雪が少ない、これは温暖化だと、これだからCO2減らさなきゃいけないと。これは非常に短絡的な発想で、むしろそこのところをちゃんとサイエンスとして突き詰めた上で世界の合意があるべきだと。ちょっと世界の合意を批判した形になりますが、そんなふうに思っております。