小澤守の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(小澤守君) 電力のバランスを取るというのは非常に難しい話で、だから、現在言われているようないわゆるスマートグリッド、分散化してスマートグリッドして、それを全体として別のループで大電力が、いわゆる電力会社がバランスを取るというような構造は実際には考えられますが、それで本当にうまく機能するのかという。個々にいわゆるスマートメーター入れたり調整したりするということは可能かもしれませんけど、全体としてどういうふうにするかというのは、かなり法整備とかいろんなものが必要なんじゃないかなというふうに思います。
それと、確かに、安定電源化させようとすると、単純に電気だけじゃなしに熱利用とかコジェネみたいなものも入れる必要がありますし、ただ、それが入れられるのはある程度人口が集まっているところでないといけないし、じゃ、田舎のかなりへき地のところはどうするのかというような問題とか、それもひっくるめて全体としてのバランス、電力のバランスだけじゃなしに、そういう地域のことも考えた上でのバランスの取り方というのが何かあるんかなというふうに思いますが、なかなか難しい問題だと思いますね。容易にはいかないと。
だから、当面は、大きなシステムの中に組み込みながら少しずつ少しずつというのでは、それしか仕方がないんじゃないかなと。飯田先生ほどドラスティックに私は物を考えませんので、機械屋ですので、着実に一つずつやらないといけないというふうに思っていますので。
そういう意味で、旧来の石炭火力なんかも、IGCCなんかを導入することによってCO2を減らすということも可能ですし、要は石炭のガス化なんですが、ガス化することによって、ガスだけじゃなしに、燃料だけじゃなしにいろんな使い方もまたできるようになりますし、それらもトータルに含めて考える必要があるように思うんですが。あと、産業構造そのものも変える必要がありますねと。よろしいでしょうか。