熊谷裕人の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○熊谷裕人君 ありがとうございます。
私、今答弁いただきましたけれど、その中でも、やはり新しい時代の開発協力ということが日本の貢献し得る一番大きなところだと思っておりまして、その中でも質の高い成長とそれを通じた貧困の撲滅というところに私は日本の貢献する大きな役割があるのではないかなというふうに思っております。
この新しい時代の開発協力の中で、やはり大切な人づくりと、そして社会インフラを整備をして貧困を撲滅、解決に導いていこうということが大切だと思っております。人づくり、インフラ整備、そして法や制度の構築、そして、これらによる民間部門の成長等を通じて経済成長の実現がこの貧困の撲滅のためには不可欠であると私も思っておりまして、この質の高い経済成長というところにこそ日本のこれまでの経験や知見、技術というものが生かせていくんではないのかなというふうに思っております。
これは、私、さいたま市というところで市会議員をやっておりまして、さいたま市や東京都で水道という命の源になる事業で貢献をしてきたというふうに自負をしておりまして、JICAさんの上水道管路維持管理能力の向上支援事業というところに参画をして、ラオスで水道事業に協力をして大変成果を上げてきたというふうに思っております。
この中でさいたま市でやっていたことは、施設を何か協力するだけではなくて、人の派遣をする、そして、向こうからもさいたま市に来ていただいてさいたま市の水道事業の技術を身に付けて帰っていただく。そういうことを通じて、一つの物だけではなく人の交流も通じて、インフラ丸ごとというような形で支援がしていって成果を上げているというふうに思っておりまして、私も、これからの日本のODAは、大きな何か施設を供与するとかということだけではなく、システム全体を人も含めて支援をしていくということが必要なんじゃないかなというふうに思っております。
その点、どのようにお考えかをお尋ねをしたいと思いますが、実は調査室の作った資料を見ておりましたら、一九年の暮れに読売新聞に会計検査院から水道施設で若干無駄があったのではないのかという指摘がございまして、これはやっぱり施設だけ、汚濁水をきれいにする施設を輸出をしたんですけど、ほかをちょっとないがしろにしていたというか、ほかに漏水があったりして送れなくて、まるっきり使わなくて無駄になったという指摘がございました。
そんなことも含めて、しっかりとシステム全体を人を含めて支援をすることが大切だと思っておりますが、この点についての所見をお伺いしたいと思います。